WizWe、TOPPAN、フュージョン 企業の生活者向けウェルビーイング事業の習慣化支援サービス提供へ、生活者の健康習慣と商品利用を習慣化する
習慣化プラットフォームSmart Habitを開発・運営する株式会社WizWeと、TOPPAN株式会社、およびフュージョン株式会社は、企業が生活者に提供するウェルビーイング事業において、健康習慣と並行した商品利用の継続を促進する習慣化支援サービスを2024年3月下旬より提供開始する。
ウェルビーイングは、ポストSDGsの2023年以降におけるグローバルアジェンダとして注目されている。
変革を推進していく上での重要な要件の一つが、生活者視点での新しい価値創造であり、コロナ禍を経て、人びとは「自分らしくいきいきと生きること」を重視する傾向にある。このため企業が提供する商品やサービスは、単純な機能や価格の競争ではなく、一人ひとりの ”ウェルビーイング” に貢献できるかという視点で価値を捉えなおすことが必要となってきている。
しかしウェルビーイング関連の商品・サービスの継続利用やそれと紐づく健康習慣を維持するには、使用する生活者一人ひとりのモチベーションなどの課題が多くあった。
TOPPANでは、「データの価値化」をコアバリューに、商品・サービスの購買体験設計からデジタルマーケティング、商品やパッケージ開発など、生活者と企業が繋がるあらゆる領域での顧客体験を創出している。現在は、企業の経営課題に対応したビジネス変革(ビジネストランスフォーメーション:BX)支援事業として、DX(デジタル基盤の変革)/CX(顧客体験の変革)/EX(従業員体験の変革)の3つの変革サービスを提供し、企業の事業支援を推進している。
また、ウェルビーイング視点での事業戦略立案から、アプリや各種SNSなどを活用した顧客体験の設計・実装などのBXサービスを提供している。
フュージョンは、顧客との関係性維持や顧客満足の向上を目指したCRM領域におけるサービスや多数の実績を有している。
TOPPANとフュージョンは、2023年2月に資本業務提携契約を締結し、TOPPANの札幌エンゲージメントセンターにおける提供サービスを両社で強化し、CRM領域における「Plan(企画設計)」「Do(業務実行)」「See(可視化・分析)」を一気通貫で提供する「CRM施策支援サービス」を、同年3月より提供を開始。協業体制を構築している。
またWizWeは、「習慣化プラットフォームで100億人をありたい姿へ」をビジョンに掲げ、行動の習慣化を後押しするプラットフォームサービス「Smart Habit」を開発・運営。フィットネスや教育関連企業へ、多数導入されている。
今回、企業の生活者向けウェルビーイング事業を支援し、生活者のウェルビーイングな状態を高めるために、3社の知見と強みを活かした習慣化支援サービスを提供していく。
習慣化支援サービスの概要について
・顧客中心の体験を重視した習慣化支援サービスの提供
TOPPANが、単に商品を売るためだけではない、生活者のありたい姿を実現することを第一義に据えた顧客中心型の体験設計を実施。その上でフュージョンが生活者との具体的な対話内容などのCRM設計を行い、企業の商品・サービスの利用状況と健康習慣を継続化するアプリや各種SNSなどのタッチポイントを開発、「Smart Habit」を通じて可視化。
企業はこのデータを元に一人ひとりに対してチャット等を通じた個別サポート、キャンペーンやコンテンツ等の情報提供により、モチベーションを維持し商品・サービスの継続利用を促進することが可能となる。
・データ分析による顧客の行動と健康状態の因果関係導出
習慣化支援サービスを通じて得られたデータと、スマートウォッチなどのヘルスケアデータや健康保険組合等の外部データを組み合わせ、顧客の行動と健康状況の統計的な因果関係を導き出し、企業のマーケティング活動に寄与する。
【3社の役割】
TOPPAN:顧客体験設計、タッチポイント開発 (アプリ/各種SNS)、全体管理
フュージョン:CRM設計
WizWe:「Smart Habit」の運営