TOPPAN HD 「SuMPO/第三者認証型カーボンフットプリント包括算定制度」活用し第三者認証を取得、パッケージ、建装材、出版・商業印刷物の3品目で

TOPPAN株式会社はこのほど、一般社団法人サステナブル経営推進機構(以下SuMPO(さんぽ))が運用している「SuMPO/第三者認証型カーボンフットプリント包括算定制度」を活用したCO₂排出量算定システムである、パッケージ、建装材、出版・商業印刷物の「カーボンフットプリント包括算定システム」の認証取得にむけた取り組みを完了した。
これにより第三者認証を得た内部検証体制で、個別の製品毎に信頼性の高いCO2排出量を迅速に算定し提供できるようになった。

算定対象のイメージ (左)パッケージ、(中央)建装材、(右)出版・商業印刷物

TOPPANグループは、2021年5月に公表した中期経営計画で、「DX(Digital Transformation)」と「SX(Sustainable Transformation)」によってワールドワイドで社会課題を解決するリーディングカンパニーとして、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を図るとして、重点施策の一つとして「環境」への取り組みを掲げ、脱炭素社会を実現する事業を推進している。

今回、認証を取得したCO₂排出量算定システムのほかにも、2023年5月より、パッケージのCO₂排出量を自動算出するクラウド型システム「SmartLCA-CO₂」のサービスの提供を開始している。「SmartLCA-CO₂」は、LCAに関する特別な知識がなくても、パッケージのカーボンフットプリント(以下CFP)を算定できるクラウドサービスになっている。食品メーカーや日用品メーカー、医薬品メーカー、流通・小売などの製品開発の現場で、パッケージ毎のCFPを把握し、脱炭素に向けた取り組みを進める指標として使用することができる。

TOPPANではこれからも、持続可能な社会の実現に向け、社会やお客さまの要望に迅速に対応するための基盤構築とサービス開発を進め、製品のライフサイクル全体におけるCO₂排出量削減に貢献する。

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