TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPAN株式会社は、ヘッドマウントディスプレイ（VR用ゴーグル）で、地震/津波/風水害の3つのコンテンツが体験できる「災害体験VR」を2023年11月15日より提供開始する。

「災害体験VR」は、ヘッドマウントディスプレイを使って地震/津波/風水害の高精度なVR映像を見ることができるため、ブラウザで映像を見るだけよりも没入感のある体験ができる。TOPPANでは、本製品で自然災害の恐ろしさや対処法を汎用VRコンテンツとして手軽に体験できる本製品を自治体や学校、地域団体などに向け提供することで、体験者の防災意識を向上させることに貢献できる。

「災害体験VR」では、ヘッドマウントディスプレイを用いたリアルに近い災害体験ができるため、ヘッドマウントディスプレイを装着してVR体験をすることで、没入感のある映像体験ができる。これまで提供してきた危険体験安全教育用VR「安全道場VRTM」などの製作により培ったVR表現技術により、本製品のVR映像はリアルに近い災害の様子を再現している。また、本製品は映像と効果音のみで構成されているため、母国語が日本語でない人も体験でき、防災意識を高めることができる。ヘッドマウントディスプレイ１台で稼働できるため、PC接続など複雑な準備・設定をせずに使用できます。防災イベントや授業等、初めて使う人でも簡単に体験することができる。

TOPPANでは今後の目標として、「災害体験VR」を自治体をはじめとして、学校や地域団体などにも提供し、関連受注含め2024年度5億円の売り上げを目指す。

「災害体験VR」サービスサイト
URL：https://solution.toppan.co.jp/newnormal/service/saigai_vr.html