TOPPANホールディングス 「DJSI World」2023構成銘柄に選定、多様な社会課題への対応が高く評価

TOPPANホールディングス株式会社(麿秀晴社長)は、世界の代表的なESG投資インデックスである「Dow Jones Sustainability World Index」(以下「DJSI World」)の2023年構成銘柄に選定された。

DJSI Worldは、S&P Global社が提供する、世界的にも歴史があり、知名度・専門家からの信頼性が高いESG投資インデックス。全世界1万3500社を超える上場企業を対象として厳密なルールで行われるCSA(コーポレート・サステナビリティ・アセスメント)に基づき、環境・社会・ガバナンス(E・S・G)の3つの側面から企業を評価し、サステナビリティ(持続可能性)に優れた企業を構成銘柄として選定している。

2023年のDJSI Worldでは、全世界で321社、日本企業は38社が構成銘柄に選定された。TOPPANホールディングスの選定は、2年ぶり6度目。またTOPPANホールディングスが所属するセクター「Commercial&Professional Services(商業サービス・用品)」において、日本企業で唯一の選定となった。

 個別項目の評価としては、環境項目全般での高い評価に加え、とくに「人権」「人的資本開発」「顧客関係管理」など社会項目で高いスコアを獲得しており、社会課題への対応が高く評価されている。また「情報セキュリティ」項目は、セクター内トップスコアを獲得している。

 TOPPANグループは 2006年、国連「グローバル・コンパクト」に賛同。人権、労働、環境、腐敗防止の4分野10原則を支持し、これに基づいた活動を推進している。さらに2011年、サステナビリティ全体における指針をより明確化するため「ISO26000」を採用。2019年よりグローバルな社会課題に積極的に対応するため「TOPPAN SDGs STATEMENT」を策定し、SDGs貢献を見据え、事業活動・全社活動でのマテリアリティ(重要課題)を定義した。2020年の「TOPPAN Business Action for SDGs」において事業活動マテリアリティにおける注力分野を設定、2021年にはその具体的な目標値設定と取り組みを具体化し、事業を通じた社会課題解決に向けた取り組みを加速している。

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