TOPPANエッジ 封入物デジタル化プラットフォーム「デジフラ」がオリコの顧客接点におけるDX推進の取り組みで採用
TOPPANエッジ株式会社は11月27日(月)より、株式会社オリエントコーポレーション(以下オリコ)と連携し、TOPPANエッジが提供する封入物デジタル化プラットフォーム「デジフラ」を活用した封入物のデジタル化を開始した。「デジフラ」を活用することによって、カード台紙に印刷された二次元コードをスマートフォンで読み取るだけで、会員規約やご利用ガイドなどの内容をWeb上で閲覧することができるようになる。
「デジフラ」の採用によって、ペーパーレス化による環境負荷低減に寄与するだけでなく、電子化された封入物で、会員毎にパーソナライズされた情報が閲覧できる他、Myページ/アプリ登録ページ/動画コンテンツなど、他のデジタルチャネルへと遷移可能となるため、会員の利便性とCX(顧客体験)向上を実現する。
オリコのクレジットカードの発行に際しては、会員規約、ご利用ガイド、キャンペーンチラシなど、数々の案内を書類にて封入してきたが、封入物の増加や封入パターンが多岐にわたるため、管理業務の負荷が課題の一つになっていた。
このような中でTOPPANエッジが提供する、パーソナライズされた封入物をデジタル化するサービス「デジフラ」を活用することにより、オリコの事務効率化や会員の利便性向上、紙印刷物の削減による環境負荷の低減が可能になる。
「デジフラⓇ」の特長として、紙封入物から電子版に簡単に置き換えが可能になり、ユーザビリティの向上を実現できることが挙げられる。TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPAN株式会社が提供するデジタルブック配信サービス「iCataⓇ(アイカタ)」を活用し、パーソナライズされた封入物を一元管理できると同時に、封入パターンのデータからURLや二次元コードを生成し、DMの宛名台紙へ印字できるようになる。
ユーザーは二次元コードをスマホ等で読み取り後、告知情報にアクセスでき、DM内の封入物が減ることで、重要度の高い書類のみを確認することができる。従来は封筒の形状や封入機の制約で同封出来なかった書類も、デジタル化によって配信可能になるため、ユーザーに提供できる情報を増やすことができる。
このほかに、デジタルチャネルへの誘因や、ユーザー属性に応じた封入パターンの細分化にも対応できるようになる。Myページ/アプリ登録ページ/動画コンテンツを始めとする、デジタルチャネルへの誘因により、他の電子化サービスと合わせた包括的なWebサービスの構築が可能になる。例えばWebサイト上の電子化された印刷物を閲覧する際、Web明細登録などの追加機能への申し込みを誘引できるなど、ユーザー接点の拡大にも対応している。
また、カードの券種ごとに封入パターンの振り分けができ、ユーザー属性に応じた情報発信が可能になる。
紙印刷物からデジタルブックへ置き換えることで、郵送物の軽量化を実現。印刷物製造コストと郵送コストを同時に削減することが可能になる。デジタル化を推進するとともに、紙印刷物の削減により、環境への配慮を実現する。
今後の目標としてTOPPANエッジでは「デジフラⓇ」の提供によって、オリコにおける電子化の対象とする封入物の拡大を支援し、ペーパーレス化・環境配慮を図るとともに、DMの管理コストの削減やオリコの会員への新たなCX(顧客体験)を創造する。
また、TOPPANエッジは、「デジフラⓇ」のさらなる機能開発、実装を進め、業務効率化と生活者の利便性向上を実現するソリューションを展開する。