TOPPAN SDGsを学ぶ小学生と一緒にオリジナルカレーを企画開発、レトルト対応紙製スタンディングパウチを採用し環境負荷低減
株式会社にしき食品が運営するNISHIKIYA KITCHEN(ニシキヤキッチン)では現在、小学生と一緒にオリジナル商品をつくる取り組み「学校のカレープロジェクト」を実施している。このほど、同プロジェクトで制作したオリジナル商品2品に、TOPPAN株式会社が開発した「レトルト対応紙製スタンディングパウチ」の採用が決定した。
「レトルト対応紙製スタンディングパウチ」は従来のアルミ箔を使用したレトルトパウチから置き換えることによりプラスチックの使用量を約25%削減、包材製造時のCO2排出量を約17%削減することが可能。 特殊な耐水加工と新たに開発した耐変色性を上げた用紙を使用しており、高温殺菌に耐え食品包装に求められる高い衛生管理に応える。また、世界最高水準のバリア性能を持つフィルム「GL BARRIER®」を使用し、内容物の品質保持、フードロス削減に貢献。 包装材全体に占める紙の重量が最も大きく、紙製容器包装として「紙マーク」が表記でき、製造会社の社会貢献性をアピールできる。
今回「学校のカレープロジェクト」で企画開発したオリジナル商品2品は、TOPPANが開発した「レトルト対応紙製スタンディングパウチ」の初採用事例となる。同プロジェクトは東京都豊島区豊成小学校の児童とレトルトカレーを企画開発するもの。SDGsの授業をきっかけに出会った豊成小学校の児童からにしき食品に「こんなカレーがあったらいいな」というイラスト付きの手紙が届いたことをきっかけに、プロジェクトが始動した。
今回、小学生と一緒に考えたカレーは、6年1組とつくる「豊島区豊成小学校の学校のカレー」と6年2組とつくる「アーモンドミルクバナナカレー」の二品目。 完成したレトルトカレーは、1月22日「カレーの日」に豊成小学校の全児童にプレゼントされる。