TOPPAN Digital Domain Content (Hong Kong) Limitedと実在人物を元にしたバーチャルヒューマン領域での協業に関する基本合意契約を締結 制作技術を融合し高品質なバーチャルヒューマンソリューションを提供
TOPPANホールディングス株式会社と、Digital Domain Content (Hong Kong) Limited(香港)は、高解像実測データを活用し、実在人物を元にしたバーチャルヒューマン領域での協業に関する基本合意契約を締結。TOPPANホールディングスのライトステージでの計測技術と、Digital Domainのバーチャルヒューマン制作技術を融合させ、高品質なバーチャルヒューマンソリューションを提供していく。
2025年3月初旬より本格的な協業を開始する。
近年では3DCGやAI技術の発展によりバーチャルヒューマンに関連する技術が進化している。エンターテイメントやマーケティングの分野だけでなく、小売や教育、介護といった分野での活用が期待されている。フォトリアルなバーチャルヒューマンを活用した企業広告や各種動画コンテンツが注目を集めるほか、受付や施設案内など、実業務でも利用が始まっている。
TOPPANホールディングスは2020年12月23日に顔計測データを始めとした、様々な人体情報データ活用に関する研究・用途開発を推進する施設「VIRTUAL HUMAN LAB.(R)」を設立した。この協業では、同施設内で運用する高精度の顔計測が可能な装置「ライトステージ」で取得した高精度な実測データを元に、バーチャルヒューマンを制作。Digital DomainのB to B to Cの領域で活用が可能なバーチャルヒューマンを操作するサーバーベースのソフトウェアプラットフォーム「Momentum Cloud(TM)」に適用することで、実在人物のバーチャルヒューマンを用いたクラウドソリューション化を実現する。
TOPPANホールディングスは2020年より、ライトステージでの計測データを元に制作した高品質のバーチャルヒューマンを、各種サービスのユーザーインターフェースとして活用を推進。一方Digital Domainは、VFX、バーチャルヒューマン、ビジュアライゼーションにおいて30年以上に渡る経験を持ち、先進的なバーチャルヒューマン制作とクラウド技術により、クラウド型のバーチャルヒューマンソリューションの開発を進めている。