TOPPAN 偽造防止技術「万線潜像」を付与した「セキュリティ軟包装パッケージ」を開発

TOPPAN株式会社とTOPPANデジタル株式会社は、TOPPANの証券印刷の製版技術を応用し、パウチ(軟包装)に直接偽造防止機能を付与した「セキュリティ軟包装パッケージ」を開発した。同社は2024年10月よりサンプル提供を開始する。

 TOPPANグループが開発した「万線潜像」技術は、作成した絵柄(万線)に専用のフィルターを重ねることで潜像が出現し、真贋判定ができる偽造・模倣防止技術。今回の「万線潜像」技術を活用した軟包装セキュリティパッケージは、パウチの「オモテ面」の透明部分と、「ウラ面の内側」に印刷した特殊な模様を重ね合わせることで隠し絵柄が出てくる仕組みとなっている。

これにより、検証用フィルターを必要としない自己検証型の真贋判定技術を実現。この特殊な模様は、スキャナーやコピー機等でのデザイン複製では再現が困難な為、模倣されにくいパウチとすることが可能となる。

なお、同サンプルは2024年10月23日(水)から25日(金)に開催される「TOKYO PACK 2024-2024東京国際包装展-」(会場:東京ビッグサイト)のTOPPANブース(東ホール・小間番号2U09)に展示される。

セキュリティ軟包装パッケージのイメージ (C) TOPPAN.Inc
真贋判定イメージ (C) TOPPAN.Inc

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