TOPPAN 「棟梁の目利き(R)」が販売店向け受発注サービスとしてリニューアル、販売店と工務店間の受発注機能を追加し、販売店、工務店双方の業務改善を実現
TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPAN株式会社は、地域の工務店向けに、複数の建材・住設メーカーのデジタルカタログから使用したい製品を選択し、メーカーごとの品番を自動でひも付けできるアプリ「棟梁の目利き®」をスマホアプリとWebサービスを連携し、Web上で販売店と工務店双方が受発注業務で利用できるサービスとしてリニューアルした。「棟梁の目利き®」の受発注システムでは、工務店が利用する部材の情報を簡単に登録でき、クラウド上で販売店と工務店で共有ができるため、仕様決めから見積、受発注、納期回答まで全てが同一サービス内で完結し、販売店、工務店双方にとって業務の効率化と新たな時間創出を実現できる。
「棟梁の目利き®」では、複数メーカーの製品を比較できるデジタルカタログ閲覧機能と、部材やオプションを直感的に選ぶだけで、正しい品番を選択する自動品番生成機能を備えている。自動品番生成機能は、組み合わせが不可能な部材やオプションは選択ができない仕組みのため、簡単に正しい品番の拾い出し・転記作業が完了できる。
従来の電話、FAX、メール、SMSなど様々な発注方法を「棟梁の目利き®」の受発注システムに統一化。仕様決めから見積、受発注、納期回答まで全ての工程を簡単・正確に完結でき、販売店、工務店の業務効率化を実現する。現場別部材リストの共有により案件情報を一元化、販売店と工務店間のスムーズなやり取りを実現する。そのため、双方の認識のズレや「言った、言わない」によるミス・ロスも排除できる。また、現場別部材リストの情報は保存されていくため、数年前の案件情報も簡単に確認することができる。
TOPPANは引き続き「棟梁の目利き®」の機能を拡充するとともに、掲載する建材・住設メーカーの製品も、随時追加していく予定。また今後、本アプリを既存のデジタルサービスと連携させることにより、建設業界のDXを推進し、建材流通プラットフォームの構築を目指す。「棟梁の目利き®」やリフォームポータルサイト「リフォトル®」をはじめとする「建材流通プラットフォーム」事業で、2025年までに20億円の売上を目指す。