TBM 宮城県多賀城市に第二工場、LIMEXの生産増強

LIMEXの生産増強へ、多賀城工場
LIMEXの生産増強へ、多賀城工場

TBM(東京都中央区)は8月26日、宮城県多賀城市に国内第二プラントとなる「多賀城工場」を着工したと発表した。同社は石灰石を主原料とし、原料に水や木材パルプを使用せず紙の代替や石油由来原料の使用量を抑えてプラスチックの代替となる新素材「LIMEX(ライメックス)」を開発・製造・販売している。

新工場は、LIMEX事業のグローバル展開のモデルとなる量産工場。多賀城工場の完成によりLIMEXの国内生産量を大幅に向上させ、LIMEXシートを用いた紙やプラスチックの代替製品を普及させる。また、2020年冬の稼働開始に向けて今年から宮城県内での採用活動を強化し、地元雇用による生産体制の構築を目指す。TBMの県内での活動の情報発信を目的とした「Bridge for 2020」プロジェクトも発足。地元との連携を強化し、東北エリアへのLIMEX製品のセールス強化にも取り組む。

新工場の敷地面積は27,500平方メートル。2020年冬の稼動を予定。

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