swissQprint 新ハイエンドプリンタ「Kudu」、ベルリンで開催のFespa 2022で発表
swissQprintは、5月31日から6月3日までベルリンで開催された「Fespa 2022」、高い生産性とファーストクラスの出力品質を兼ね備えた新しいモデルのハイエンドフラットベッドプリンタ「Kudu」を発表した。
「Kudu」は、3.2×2mのハイエンドUV LEDプリンタで、既存のフラットベッドシリーズ「Nyala」「Impala」「Oryx」を補完する。
swissQprintが6カ月前に発売したこのシリーズの第4世代と同様の品質基準での出力が可能。生産性も高く、10色のカラーチャンネル(他のモデルは9色)が搭載できる。
トップクラスの生産性と品質について、swissQprintのセールス&マーケティング最高責任者であるCarmen Eicher氏は、「Kuduは、最新のプリントヘッド技術を搭載し、最大1350dpiの解像度を実現しています」と語っている。
同フラットベッドプリンタは、新設計の機械基盤をベースに、最新のリニアドライブを搭載している。「これにより高速で正確な液滴の配置が可能になるのです」とCarmen Eicher氏は述べている。
Kuduは、swissQprintの他のフラットベッドプリンタやロールtoロールプリンタと同様、ワンタッチバキュームを搭載。Kuduでは、260個のゾーンに分かれており、オペレーターは非常にシンプルかつ正確にバキュームを制御することができる。
そして、swissQprintが自社開発した出力ソフトウェアLoryは、Kuduのオペレーター用コックピットです。バーチャルフラットベッドによるグラフィカル・ユーザーインターフェイスは、直感的で安全な
操作を可能にするよう設計されている。
また、ロールtoロールオプションで拡張が可能。swissQprintのモデルとして初めて10色のカラーチャ
ンネルを搭載し、アプリケーションの多様性をさらに高めている。ユーザー企業は、導入時のニーズに応じてチャンネルを構成し、後からいつでも構成を変更することができる。
新開発の汎用インク(Greenguard Gold認証)は、CMYK、ライトシアン、ライトマゼンタ、ライトブラック、ホワイト、エフェクトバーニッシュ、プライマーに加え、スポットカラーであるオレンジ、swissQprint独自のネオンイエロー、ピンクが用意されている。
問合せ先:swissQprint Japan株式会社 https://www.swissqprint.com