swissQprint ロールtoロールプリンタKaribuの高速モデル「Karibu S」を発売
swissQprint は、UV ロールto ロールプリンタKaribu のスピードバリエーションの「Karibu S」 を発表し、ラインナップを強化した。新製品の“S”は、スピード(Speed)を意味し、高い印刷品質を保持したまま生産性が向上している。最高で1時間あたり330㎡の生産性で、シャープな画像とくっきりとしたエッジの画質を兼ね備えているなど、バナー、短期間向けのポスター、大判ビルボードなどの出力を、複数シフトで大量に行う出力サービス提供者に最適なプリンタとして登場した。
なお、「Karibu」「Karibu S」ともに自動両面印刷にも対応する。
「Karibu S」は、各プロセスカラーに4本のプリントヘッドを使用する構成で高スループットを実現。swissQprintラージフォーマットプリンタはすべて、2列装備可能な9つのカラーチャンネルを備えているため、1チャンネルを他の色に使用できる。
また、ロールto ロールプリンタ用に最適化されたインクを販売している。幅広いレンジのメディアへの密着性が高いフレキシブルなインクで、一般的に使用されているメディアの大半に使用可能。カット、折り畳み、曲げ伸ばしなどの負荷への耐性を備えている。
新機能として、「Karibu」および「Karibu S」は、新しく自動両面印刷機能に対応した。同機能は、新たに発表されたもので、ブロックアウトバナー、懸垂幕、テンションファブリック、ポスターなどの両面プリントに向けて提供される。
自動両面印刷機能は、「Karibu」に内蔵されたカメラシステムと、プリントデータに併せて印刷されるQRコードによりプロセスを制御する。これにより、裏面のプリントデータは常にズレのない位置に正確に配置される。裏面のプリントを開始する際にメディアが正確にセットされなかった場合でも、ロールが逆向きにセットされた場合でも、システムによりプリントデータは正しい位置に配置される。直観的な操作が可能な出力ソフトウェアLoryのサポートで、オペレータの作業・思考の負担は軽減され、エラーのリスクは最小限となる。
なお、swissQprintでは、新しいオプションについては、個別のデモンストレーションなどでも紹介する。
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