TOP印刷 高品質モノクロ印刷は高精度の断裁品質から~勝田断裁機4台を大阪本社工場と埼玉工場に設置
高品質モノクロ印刷に特化する株式会社TOP印刷の小幡利之社長は、「本が出来上がった時の見栄えは様々な要素があります。その中でも断裁品質はモノクロ印刷・製本で大きな要素を占めます。製本は断裁からスタートします。1㎜の寸法が違っても丁合や製本工程全体の生産性に影響します」と製本における断裁機の重要性を強調する。創業時から31年目間、同社は4台の勝田断裁機を使って高品質モノクロ印刷の“TOP印刷”の地位を築いてきた。
TOP印刷は大阪府富田林市に本社工場、埼玉県草加市に埼玉工場の2つの生産拠点、東京、名古屋、大阪に営業拠点を持ち、高品質のモノクロ印刷を全国の印刷会社に提供する。
平成3年に大阪府狭山市で創業した同社は、モノクロ印刷に特化し、書籍・冊子のプロフェッショナルとして品質と生産効率を追求。平成19年には東京営業所、平成29年に埼玉県草加市に埼玉工場を開設し、関東エリアに生産・物流拠点を確保し、関東・中部地方へ円滑なサービスを提供する態勢を整えた。
高品質のモノクロ印刷は軽オフセット印刷機の単色・両面機13台、オンデマンドモノクロ印刷機1台、オンデマンドカラー印刷機3台、菊全判オフセット両面印刷機1台で小ロットから大部数まで一貫生産する。また包装・梱包で人手をかけないで時間を短縮して目に見えないサービスを強化しています」と最終納品までの自動化を追及している。
高品質モノクロ印刷を提供する同社は平成3年の創業時から勝田断裁機を使い続けている。小幡利之社長は「独立前のの印刷会社に在籍時から勝田断裁機を使っていました。使いやすく頑丈で、スパッと紙が断裁できます。当社は小型機ですが、大型機と変わらない断裁品質です。使い易さはコンピュータによるところが大きいようです。勝田断裁機はJMC4というコンピュータ断裁機です。複雑な断裁工程がプログラミングされているので正確です。堅牢さということでも剛性の高いボックス型フレーは小型断裁機でも大型機と同じということが分かります」と述べる。
大阪・富田林市の本社工場には勝田断裁機のS H200 J M C -4f x606(606㎜)、SH220JMC-Ⅳ(668㎜)、SH220 JMC-4fx(668㎜)が3台、埼玉草加事業所に菊全両面印刷機に対応するSH330JMC(1,016
㎜)が1台で計4台の勝田断裁機が稼働している。何れも30年、25年、20年使っているが、小幡社長は「ボックス型のフレームが頑丈なので電気基盤を交換して使い続けています。何の問題もありません。当社は新台ではなく再生機を導入していますが、これは長い間使い続けている勝田断裁機への信頼性からです」と述べる。
直近では2021年に導入したSH220 JMC-4fx(668㎜)が最も新しい。同機は「表紙でよく使う厚紙のレザック専用機として導入しました。きちんと切れていないと丁合の時にトラブルが起きます。レザックは表紙で使うために専用の断裁機を使っています」と断裁品質のこだわる。「断裁はあとの製本工程すべてに繋がります。早朝からペラ丁合を行う時に断裁品質が悪いと、あとの工程すべてに影響し、作業効率が悪くなります。当社は製本課長が指導してオペレーターは誰でも使えるように訓練していますが、1㎜の断裁精度が違うと品質に影響しますから断裁機の選定は全て現場で決めています」と述べる。
小幡社長は断裁品質へのこだわりが強い。「TOP印刷の強みは高品質のモノクロ印刷を製本まで短納期で提供出来る事が強みです。首都圏と近畿圏の生産工場は、首都圏、名古屋の中部圏、関西圏のお客様にも迅速な対応が出来ます。高品質の頁物冊子を全国にネットワークを広げています。納期や品質を高めるために最終工程の製本の工程をさらに充実させていき、お客様にTOPのモノクロ印刷は信頼できるといっていただけるよう更なる努力を続けます」と製本工程を重視した今後の展開述べている。
代表:小幡利之氏
大阪本社:大阪府富田林市佐備1811-1
TEL 0721-35-0777
〈埼玉工場〉
埼玉県草加市弁天2-21-33
TEL 048-931-8801
〈東京営業所〉
東京都台東区浅草橋4-10-7 DKKビル4F
TEL 03-5858-6328
〈名古屋営業所〉
名古屋市中村区新栄2-42-32 ダイヤミックビル4F
TEL 052-251-7771
https://www.top-printing.co.jp