JAGAT page2023のカンファレンス決定、未知の技術や市場を探る、2月6日~10日オンラインで配信
公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)が主催するpage2023のカンファレンスの内容が決定した。2月6日から10日までの5日間、オンラインで配信される。
カンファレンスではまだ答えのない未知の技術や市場について、各界の第一人者が可能性を議論する。今回は需要創造のための体制、物価高騰と持続性に対応する経営、ウェブ時代の印刷技術を意識した内容になっている。
聴講料は各13,000円/1ID。基調講演、カンファレンス、セミナーから3本以上申し込んだ場合、10,000円/1IDとなる。
【2月6日(月)】13:30〜15:30
見える化で加速☆企業変革と働きがい
見える化は手段であってゴールではない。収益改善はもちろん大きな目的ではあるが、変革や成長が当たり前とする企業風土をつくることが本質である。苦難と挑戦の繰り返しのなかから生まれた取り組みや工夫を紹介する。
【登壇者】
田村 仁美氏(綜合印刷出版株式会社)
花房 賢氏(JAGAT) モデレーター
【2月7日(火)】16:00〜18:00
RGBで実現するビビッドカラー・広色域印刷
近年、広色域対応のトナーやインクが多数開発されており、ビビッドカラー・RGB広色域のデジタル印刷が実現した。同人誌やイラスト・CG、写真集などでは、新たな市場が生まれている。これまでの成果や今後の可能性について考察する。
【登壇者】
中澤 美木氏(株式会社ポプルス)
児玉 雄一郎氏(株式会社ポプルス)
高野 陽子氏(株式会社クリエイト)
宮本 毬代氏(株式会社クリエイト)
斉藤 量氏(富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社)
千葉 弘幸氏(JAGAT) モデレーター
【2月8日(水)】13:30〜15:30
問題解決型営業への変革
印刷の仕事を獲得するには、その先にあるお客様が抱えている問題から入る必要がある。そして解決手段は印刷物とは限らない。組織づくり、商材づくり、人材づくり、情報発信、そして営業管理という5つの視点で、2 社の取り組みを伺い議論する。
【登壇者】
新井 貴之氏(株式会社アサヒコミュニケーションズ)
出口 淳氏(株式会社エクシート)
花房 賢氏(JAGAT) モデレーター
【2月9日(木)】16:00〜18:00
SDGsとESGのリスクとチャンス -収益性と社会性の両立に向けて-
企業はかつてなく持続性と社会性への対応を求められている。人的資本開示のように制度化の動きも加速した。これから企業を取り巻く環境はどのように変わり、印刷会社はどのように取り組めばよいのか。先行的な取り組み企業の事例からリスクと商機について考える。
【登壇者】
田中 信康氏(サンメッセ総合研究所)
江口 聡氏(株式会社野毛印刷社)
藤井 建人氏(JAGAT) モデレーター
【2月10日(金)】13:30〜15:30
価値創造時代のプライシング -印刷サービスの値付けに関する論考-
印刷会社の事業領域が広がるなか、価格設定ノウハウのない事業に直面することが増えている。印刷関連サービスの積算ノウハウはどこまで蓄積されたのか。無形サービスの積算手法とは。今までどおりの工数と単価による積算でよいのか。価値創造の視点から考える。
【登壇者】
高見 隆登氏(一般財団法人経済調査会)
岩村 貴成氏(株式会社オフセット岩村)
笹井 靖夫氏(共立速記印刷株式会社)
藤井 建人氏(JAGAT) モデレーター