シリウスビジョン IGAS2022に高速両面ブランクス検査機「S-Blanks KSB」、新製品小型シート検査機「S-Con Smart」、プリンタ連動型印字検査機「S-Lab Combi」の画像検査を出展
画像検査ソフトウエア・検査機のシリウスビジョン(株)は、シールラベル、カード、フィルム(軟包材、転写箔等)、ビジネスフォーム、紙器ダンボールなどに対応した、高精度な印刷品質検査およびバリアブル印字検査が可能な、自動検査のトータルソリューションを提供し、印刷製造工程の上流から下流までを網羅し、独自の画像処理アルゴリズムにより過検出・誤検出を抑えた検査ができることが一番の特長で、世界のモノづくり現場での目視検査ゼロ化を目指している。
今回のIGAS2022では、高速両面ブランクス検査機「S-Blanks KSB」や、新製品の小型シート検査機「S-Con Smart」、プリンタ連動型印字検査機「S-Lab Combi」などをはじめ、さまざまな検査対象に対応し、用途が大きく広がった画像検査機の数々を出展する。
「S-Blanks KSB」は、京都精工㈱社製の搬送機を採用した、ブランクスの両面検査が可能な検査機。検査対象となるサイズは、最小:幅100ミリ×送り100ミリ から 最大:幅500ミリ×送り500ミリ。厚みは0・4ミリ〜0・8ミリまで対応する。最高速度 毎分120メートルでの高速検査が可能で、様々な形状のブランクスに対応し、供給から検査・排出までの全自動検査を実現。高精度な品質検査とバリアブル検査の同時処理が可能。
「S-Con Smart」は、コンパクトな高精度な印刷品質検査が可能なシート検査機で、両面印刷検査を実現したエントリーモデル。ランダムな厚みのある製品の検査にも対応した新型CISを搭載して出展予定。
「S-Lab Combi」は、印字プリンタとの連動に対応した小巻ロールラベル検査機。バリアブル印字と印刷品質検査の両立を実現する。
東2ホールNo.2-17のシリウスビジョンブースでは、画像処理アルゴリズムの特長である「伸縮補正位置合わせ技術」、「輪郭ファジー処理技術」および「見当ずれ許容技術」による過検出が原因の無駄な検査停止がなく、高速検査しながら微細欠陥を安定検出できる、他社に類を見ない“高精度検査をしながら、本当に検出したい欠陥のみを検出できる検査”を体感できる。印刷色情報の管理や、色変化をリアルタイムに全数監視したいといったニーズに対応した「測色(色差ΔE測定)機能」などの、さまざまな検査に特化したソフトウエアの実力を披露する。