印刷品質において最も重要な湿し水冷却循環装置「TOP-ONE CFG」は、2018年の販売開始以降でシリーズ累計販売台数が累計100台を突破し、今も多くのユーザーが導入を検討している。

オフセット印刷における品質、生産性に関わる紙、インキ、水という三大不安定要因を解決する「オフセット印刷の生産性と品質を劇的に変える水」として評価を得ている。

CFGは、湿し水の汚れをろ過する特殊フィルターユニット、水を細分化するクラスターボックスユニット、殺菌を行うUVランプユニット（ろ過装置＋細分化装置＋殺菌装置）の3つのユニットを搭載。印刷品質の向上と同時に、年間15％以上のインキ削減を可能にする。

水が絞れることで薄いインキ被膜でも濃度を保てるので速乾性が増し、ヒジワの問題が楽になることから、乾燥のためのガス代も節約でき、印刷の立ち上がりも早くなり、損紙代の削減にも繋がる。

輪転印刷機では、1台の輪転機が1ヵ月平均CMYK4色で5,000kgインキを使用し、インキの価格を約500円／kgと仮定した場合、1ヵ月間で250万円、1年で3,000万円となり、15％の削減では450万円のコストダウンとなる。

業務用加湿器は、感染対策、安全・快適な職場環境に必須の機器となっている。ハイプレッシャー加湿システムは、高圧ポンプによる微細な噴霧を行い、印刷・製本工場、紙製品の保管倉庫、環境製品としての多様な業種に採用されている。

加湿能力50L／hの「UruOs（ウルオス）50／純水仕様50RO」、加湿能力100L～2,000L／hの「MLPシリーズ」、純水仕様100L～800L／hの「MLPROシリーズ」をラインナップする。

AIRコンプレッサーを使わないため、消費電力を驚くほど抑えることが出来る。電力消費は1L／hの加湿にかかる電力量が電熱蒸気式の100分の1という驚くほどの省電力を実現した。

高圧で微細な噴霧は、給水元から加圧ポンプ・噴霧ノズルまで直結の完全密閉式のためゴミやホコリ、紙粉、パウダー等の侵入がゼロとなる。カビやバクテリアの発生を防ぎ、経済性と衛生面を備え、噴霧は湿度センサーで自動制御し湿度を最適にコントロールする。　

水溶性廃液処理装置「FRIENDLY（フレンドリー）は、廃液から抽出した再生水を再利用することで、資源の消費を最小限にとどめる。処理方式に減圧蒸留を採用することで、省エネで安全かつ効率的な処理を実現する。廃液量を10分の1に濃縮し、産廃コストを大幅に軽減。廃液処理装置がもたらすメリットは、これからの環境保護の視点を取り入れた製品づくりには必要不可欠で、コスモテックでは地球環境と持続可能な製品開発を行っている。