【page2023】京セラ オンラインで、モノクロ印刷市場に特化した品質・コスト・環境対応型の水性インクジェット機「TASKalfa Pro 15000c/B」提案、2月10日まで
京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社は、page2023オンラインに出展し、2月から新発売のA3枚葉のオンデマンドプリンター「TASKalfa Pro 15000c/B」など進化を続ける水性インクジェットイノベーションを紹介している。
オンライン出展のため、新製品を動画で紹介。
新製品の「TASKalfa Pro 15000c/B」は、上質紙向けカラーインクジェットプリンター「TASKalfa Pro 1500c」に次ぐモノクロ対応機。一般的なモノクロトナー機と同等クラスの導入コストで、高速かつ大量印刷が可能なインクジェト機として登場。水性インクジェット機のエントリーマシンとしての戦略的価格となっており、学産や文字物などのモノクロ印刷市場における新しい選択肢として提案している。
「TASKalfa Pro 15000c/B」の特長として、『QCDE(クオリティ、コスト、デリバリー、エコロジー)』の4つを挙げている。
『クオリティ』とは、従来のトナー機の場合、印刷したときにテカリや波打ちがおき、波打ちを抑える工程で時間が掛かるなどの課題があったが、水性インクジェットは高温での熱処理がないために波打ちがほとんど発生しない。また、これまでモノクロ印刷といえば、オフセット印刷で大量に印刷してきたのが一般的だったが、水性インクジェットにシフトすることでデジタルプリターのメリットである版が不要となり、属人性がなく、かつ安定した品質が維持できる。
『コスト』について同機は、より多くの人に使ってもらい、体験してもらいたいという思いから “思い切った本体価格” に設定しているという。
『デリバリー』については、A4片面/毎分150枚という高速出力を実現。現像系のキャリブレーションがないため、1時間9,0000枚の連続印刷を可能としている。
『エコロジー』は、特に最近の印刷業でも注目のテーマとなっている。BCP(事業継続計画)の観点からも、またクライアントから要望されることも多いなど、ESG経営や環境経営が求められるようになった。同社が水性インクジェットを選んだ理由には、京セラグループがインクジェットヘッドメーカーであることもさることながら、同社グループが ”地球との共生” という思いを企業経営のベースにしてきたという背景があるという。その意味でも、水性顔料インクは油性やUVに比べて環境への負荷が最も低い。さらには消費電力、廃棄物も少ない設計となっているなど、環境経営あるいはESG経営の実現に貢献するシステムとなっている。
未踏の領域 第2弾はコート紙・枚葉インクジェト機を開発中
京セラドキュメントソリューションズジャパンとして、「TASKalfa Pro 15000c/B」は、『未踏の領域 第1段』として紹介しているわけだが、今回は、その第2弾についても発表している。
『未踏の領域 第2弾』は、現在、グラフィックアーツ市場の出版印刷・商業印刷に対応できるコート紙対応の枚葉インクジェット機の開発を急ピッチで進めているという。
出版や商業印刷などで利用されている連長・ロール紙対応のインクジェット機ではなく、あえて枚葉・カット紙で、コート紙対応のインクジェット機の開発に取り組んでおり、“未曾有の領域に挑戦している” と報告している。
これによりカタログや書籍、雑誌など多彩な印刷物にも対応。高いボリュームのジョブにも対応し、コンパクト設計で省スペースでの生産を可能にする。
同内容が視聴できるpage2023オンラインは、登録すると2月10日まで視聴できる。
京セラドキュメントソリューションズジャパン page2023オンラインについて
https://page.jagat.or.jp/exhibitorDetail/detail_126.html