【page2023】モノファクトリー ”国産”の缶バッジ製造機を出展 ~ 高い生産性、様々な形状に対応

モノファクトリー(東京都昭島市)は2月1日から3日まで、東京・東池袋のサンシャインシティコンベンションセンターで開催されるpage2023に、缶バッジ製造を格段に効率化する自動缶バッジ製造機『MF200』を出展する。同社が培ってきたノウハウを投入して開発された国産の装置で、昨年10月に同会場で開催されたプレミアム・インセンティブショー2022秋に先行出品され、注目を集めている。

高い生産性を持ち、様々な形状に対応する国産の自動缶バッジ製造機『MF200』

同社は2015年に設立し、缶バッジ関連商品の生産、販売を開始。缶バッジのパーツを自社ブランドで製造し、安定した品質供給を実現して高い評価を得ている。

一般的に多くの缶バッジは手動機により生産されているが、同社では米国TECRE社製の自動機をいち早く導入。累計1,000万個以上の缶バッジを生産した実績から2021年10月にTECRE社の正規代理店となり、TECRE社の自動缶バッジ製造機の販売を開始している。

日本人ユーザーが求める品質、安全性や缶バッジバリエーションを生産できる自社開発の国産自動缶バッジ製造機『MF200』は、生産する缶バッジ各機種に最適な条件を数値化して管理できる他、完成した缶バッジに傷がつきにくい自動取り出し機構を持ち、非常停止スイッチを搭載かつ安全カバー類が開放されている場合は停止状態を維持する等、機械安全性にも配慮した仕様となっている。

近年、缶バッジの形状のニーズが多様化しているが、自動機による対応が難しかった。この『MF200』はターンテーブル型ダイセットを乗せ換えるだけで、17種類以上の缶バッジを生産することができる。形状はカスタマイズも可能であり、オリジナル形状は今後も増加させていく予定である。

高品質の缶バッジパーツ提供
アクリルグッズの製造も開始

また、自動缶バッジ製造機と共に缶バッジのパーツも提供している。同社の缶バッジパーツは裏面に指紋が付きにくい特殊な処理が施されている。

同社ではアクリルグッズの製造も展開しており、アクリルカードと缶バッジを収納できるギフト用の『MoNoブック』は同人誌市場で注目されている。これらの関連製品はOEMでの提供も可能なほか、無地パーツのみの販売も行っている。

ギフト用の『MoNoブック』はOEMや無地パーツ販売も

モノファクトリーはOEM事業に留まらず、新たな挑戦を続けることで、市場の活性化と独自のビジネス展開を目指している。今後どのようなことに挑戦していくのか目が離せない企業の一つで、page2023でも注目される出展社一つといえる。

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