【page2023】コダック デジタル印刷、ワークフロー、CTPの各分野からソリューションを紹介
コダックジャパンは2月1日から3日までサンシャインシティー コンベンションセンターで開催されるpage 2023に出展する。ブースでは今日の業界課題の対応に役立つ最新のコダック テクノロジーを提案する。
デジタル印刷ソリューションからは、高速のKODAK PROSPERインクジェット プレスを使用して、高品質の生産ソリューションを提供。これにより、印刷会社は持続可能性のパフォーマンスを大幅に向上させ、印刷用プレートの供給とコストのリスクを軽減し、より多くのジョブを従来のオフセット印刷からデジタル印刷へ高い収益性でシフトすることが可能となる。KODAK ULTRASTREAMテクノロジーを最大限に活用したKODAK PROSPER ULTRA 520 プレスは、オフセット印刷に匹敵する品質と生産性を低ランニングコストで実現。さらに、最高速度410mpm (1,345fpm) の世界最速のデジタル印刷機であるPROSPER 7000 Turbo プレスと、KODAK Stream インクジェット テクノロジーを搭載したPROSPER 6000 プレスがある。
コダックブースではPROSPER プレスで作成された多彩な印刷サンプルを展示。さらに、PROSPER 6000のユーザーである株式会社KDCが開始したパーソナライズDM作成のためのクラウドサービス『OCL(オクル)』も紹介する。
ワークフローのソリューションでは、印刷ワークフローを自動化およびデジタル化するための実装が容易なソリューションとして、新しいオンライン校正システムであるKODAK PRINERGY On Demand Access ワークフロー(SaaS)を紹介する。万全なシステムセキュリティを提供するMicrosoft Azureにより24時間365日安心して運用することが可能なクラウド&サブスクソリューションで、高い柔軟性と拡張性を有する。あらゆるデジタル印刷機およびあらゆるオンプレミス ワークフローに接続することで、持続可能な運用と業務の効率化をサポートする。
PRINERGY On Demand Accessは、世界中のどこからでも印刷可能なファイルを管理することができる。ファイルのアップロード、校正、プリフライト、および承認するための Smart Reviewを備えた機能等カスタマー ポータルが含まれている。
CTPソリューションではプロセスフリープレートSONORA XTRAプレートを紹介する。SONORAは世界で最も幅広く使用されているプロセスフリープレートで、世界で6,000社以上のあらゆる規模の印刷会社が採用している。page2023では、KODAK SQUARESPOTイメージング テクノロジーを搭載した KODAK TRENDSETTER Q400 プレートセッターで、視認性・感度・耐傷性・耐刷性が向上した最新の「SONORA XTRAプロセスフリープレート」と「三菱製紙社製サーマルレーザーフィルムTRF-IR830」のCTPプレート+フィルム兼用での出力を実演する。省エネ対応のCTPと無処理版の使用による環境負荷の軽減や省電力化推進、工程削減による生産の持続性を提案する。
同社セールスヴァイスプレジデント プリント営業本部長 小泉正典氏は、「コダックは従来のオフセット印刷を補完し持続的な生産性と収益性を実現できる最先端のデジタル印刷を含め、幅広いソリューションをご紹介します」と述べている。