【page2023】グローバルグラフィックス グループ全体の製品・技術の取り扱いを強化、パートナー企業へ提供する付加価値の向上を追求
グローバルグラフィックス株式会社は2月1日から3日まで、サンシャインシティコンベンションセンターで開催されるpage2023に出展し、Hybrid Software Groupの業界を先導する技術・製品の中から、同社が取り扱う技術・製品を紹介する。
昨年11月に開催されたIGAS2022で同社は、同社の事業を「Hybrid Software Group PLCグループの業界を先導する技術を日本の企業に紹介するアンバサダー」と紹介している。今後、グローバルグラフィックス株式会社がGlobal Graphics SoftwareのRIP技術を中核としたビジネスモデルに限らず、HYBRID Software Group PLCグループ全体の製品を従来のRIP製品と同等レベルに引き上げて取り扱うことを訴求したもので、これにより、既存の戦略的パートナー企業に対し、新しい領域のビジネスをワンストップで採用し、開始できるといった価値を提供していく。また、SmartDFE のようなグループのテクノロジーを融合させた統合製品の付加価値をさらに高め、SmartDFEを採用したパートナー企業の競合力をさらに高める。
page2023のブースではそうした同社の新たな事業コンセプトを改めて紹介。今回はGlobal Graphics SoftwareのHarlequin Core、SmartDFE、Hybrid SoftwareのSTEPZ、PACKZ、CLOUDFLOW、ColorLogicのColorAnt、CoPrA、ZePrA、さらにはiC3Dなどを紹介する。
【主な出展製品】
SmartDFE
SmartDFE は、高速のワンパスインクジェットプリンタ用のコンプリートなソリューションで、さまざまな課題を解決する。 業界を先導する印刷技術を有するグループの技術を連携させ、印刷ジョブの入稿から、インクジェットヘッドのドライブまでをサポートする。 スタティック(固定ページ)ジョブの繰り返し印刷はもちろんのこと、ポーションバリアブル(ページの一部がバリアブルデータ)ジョブからフルバリアブル(毎ページ異なる)ジョブに至るジョブを、オンザフライでRIPしながら印刷、もしくはオフラインでRIP後に印刷することができる。
STEPZ/PACKZ/CLOUDFLOW
STEPZは、HYBRID Softwareのラベルとパッケージ用プリントレディーPDFの構成アプリケーションソフト。 印刷で発生するさまざまな問題の検出や修正をはじめ、殖版や面付けといった印刷に必要となるさまざまな加工を行える。 高速なバリアブルデータの生成機能も兼ね備えており、バリアブルデータの生成処理と面付け処理を一括で処理することができる。デジタル印刷に最適なソフトウエア。
PACKZは、トラッピングなどのSTEPZの機能を強化したバージョンで、フレキソとグラビア印刷に最適。
CLOUDFLOWは、オンプレミスもしくはAWSなどのクラウド上にインストールして使用する。 複数ユーザーが自身のアカウントでLANやインターネットを通して遠隔地にある自身のPC上のWebブラウザから使用することができる。カスタムワークフローの作成はWebブラウザ上で視覚的に行える。CLOUDFLOWを導入すれば、認証プロセスの自動化を含め自社ワークフローの自動化や自社クラウドサービスに付加価値を与えることができる。
iC3D Suite
iC3D Suiteは、3Dモデルを作成し、2Dのデザインアートワークをインポートし、3Dモデルに貼り付け、モックアップを作成することなく、立体的な出来栄えをコンピューター上でシミュレーションするソフトウエア。
ColorAnt/CoPrA/ZePrA
ColorAntは、測色に使用するチャートの作成、測色データを最適化する使いやすいツール。その他の機能には、プライマリ色と媒体の変更、トーン値の補正、CxF/X-4データの埋め込み、包括的なレポートの作成が含まれる。
CoPrAは、高品質なプリンタ、デバイスリンク、セーブインクICCプロファイル(Gray、RGB、CMY、CMYK, マルチカラー (15チャネルまで))を作成する。あらゆる色空間の組み合わせに対応できるユーザーフレンドリーなインターフェイスを備えている。
ZePrAは、DeviceLinkプロファイルを使用してPDFと画像ファイル(TIFF、PSD (with layer)、JPEG)を最適化するカラーサーバー。