【drupa2024】コニカミノルタ 次世代B2インクジェット印刷機AccurioJet 60000の外観イメージを公開

コニカミノルタは5月28日から6月7日までドイツ・デュッセルドルフで開催される世界最大規模の印刷・メディア産業展「drupa 2024」で初出展する最上位機種、次世代B2インクジェット印刷機AccurioJet(アキュリオジェット)60000の外観イメージを公開した。

AccurioJet 60000

AccurioJet 60000は、Dot Freeze TechnologyによるHS-UVインクジェットインク搭載のB2判枚葉インクジェット印刷機。独自のカラーマネジメント、画質検査システム、IJヘッドの印刷品質監視などによる信頼性の高いデバイス管理技術で、省力化と高い印刷画像安定性を実現する。

Dot Freeze Technologyは、グラデーションと印刷光沢に優れた高品質な印刷を再現し、純粋な印刷媒体表面にオフセット印刷品質のインクジェット印刷を実現する技術。プレコート材を使用することなく、相反する2つの機能を同時に実現する。1つ目が高速でのインクジェットインク射出で、2つ目がインクがメディアに着弾すると同時にインクがゲル化し、ドットを固定して色の滲みや混色を抑制する相変化イメージング。

出力速度は片面6,000sph、両面3,000sph。最大用紙サイズは585×750 mm。

コニカミノルタはdrupa2024で、『See the Potential in the Future of Print』をテーマに業界最大級となる2,400㎡の展示ブースで出展し、デジタル印刷により印刷会社の持続的成長と事業拡大を支援するソリューションを提案する。今回の出展では、すべてのシステムは3つの重要な要素を中心に据えて紹介する。まず、自動化・省力化を推進し、スループットを最大化。出力前の準備やセットアップ時間を短縮することで生産性が向上し、オペレーターのストレスが軽減する。次に、プロフェッショナルな品質を徹底。妥協のない印刷品質は、印刷会社にとって最も重要な価値であり、印刷会社に対する顧客の満足度と信頼を高める。さらに、プロの印刷業務を推進できる連携支援機能を提供。品質安定化管理と設備状態の見える化により、非熟練者を含むオペレーターが快適に作業し、高いパフォーマンスを実現できるよう支援する。

コニカミノルタのブースイメージ
パッケージ印刷の統合生産システム AlphaJET

【出展内容】

B2(29インチ)枚葉HS-UVインクジェット印刷機KM-1/KM-1eの品質と機能をさらに強化した最上位機種AccurioJet 60000を初出展する。パートナーのMGI社との共同出展となる AlphaJET(アルファジェット)はインクジェット印刷から加飾印刷や後加工を含めたパッケージ印刷の統合生産システム。メッセ・デュッセルドルフのHall8B に設営された業界最大級となる2,400㎡のブースで、実際の運用シーンを想定した多彩な展示により、デジタル印刷による工程改善、廃棄物の削減など、印刷会社の経営課題と社会課題の改善支援を提案する。

【主な出展製品】

・AccurioJet 60000

・AccurioJet KM-1e with HD

・AccurioLabel 230 / 400

・MGI AlphaJET

・MGI JETVERNISH3D Web400

・AccurioPress C14000

・AccurioPress C84hc

・AccurioPro Flux

・EX Kansei

・MYIRO Colormanagement Solutions

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