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SHOWA会・第40期総会 3年ぶりのリアル開催に130人が参加、懇親と情報交換深める

SHOWA会の第40期総会が、10月21日、東京都千代田区のホテルメトロポリタンエドモンドで開催された。コロナ禍から、3年ぶりのリアル開催となり、総会後の懇親会には約130名が出席。今年6月にショーワ新社長に就任した長場敬太氏も登壇して就任挨拶を行い、コロナ禍から3年ぶりのSHOWA会総会は新時代に向けて力強くスタートした。

総会の冒頭の挨拶で米原正信会長は、「全国から多くの会員に集まっていただき嬉しく思います。私が会長に就任して今年度で3年目になりますが、この2年間はリアルで総会が出来ずにいたため、本日が実質的に私にとって全国の会員が集う初めての総会となりました。コロナ禍の影響はこれからも続きます。しかし、皆さんの力で前に向かって共に歩み、SHOWA会を良くしていく総会と懇親会になればと思います。共に頑張っていきましょう」と力強く呼びかけた。

SHOWA会の昨年度事業では、工場見学会1回、講演会4回開催し、最新の印刷ビジネスについて学んだ。工場見学会では、ホリゾンびわこ工場を訪問。セミナーではDXやコロナ禍後の印刷ビジネス、省人化などをテーマに、計4回行った。
なお新年度事業では、セミナーおよび講演会や工場見学会を開催するほか、メールマガジンの配信、「SHOWA会通信」の発行などで情報提供を行うほか、ゴルフコンペなども開催して懇親を図る。

SHOWA会総会会場
懇親会で乾杯の発声をする米原会長
社長就任あいさつをしたショーワ・長場社長

総会後は、経済ジャーナリスト財部(たからべ)誠一氏による講演会「日本経済の行方」が行われた。財部氏は、為替変動の円安とエネルギー、ロシアのウクライナ侵攻にある中で、イノベーションこそ最強のデジタル戦略であることを語った。

講演会の後には懇親会が開かれ、130人が参加した。冒頭、ショーワの長場敬太社長が挨拶に立ち「今年6月にショーワの社長に就任しました。厳しい状況が続きますが、皆様の力をお借りして精一役目を果たしていきます」と挨拶。これまでの足跡を振り返ると共に、「3年ぶりにリアルで総会を実施できたことは今後の活動の大きな力になります。SHOWA会の会員の発展に貢献できるよう頑張ります」と述べた。続いて米原正信会長が乾杯の発声を行って歓談となった。
懇親会の途中、会員企業である河内屋「新橋クラフトビール」の紹介、千葉印刷「さかなかるた」がグッドデザイ賞を受賞したことも報告されたほか、東京グラフィックス原田会長も登壇して組合活動への理解を求めた。金子貴博幹事による中締めで閉会となった。

講師の財部誠一氏

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