SHITARA ラベル・シール自動給排紙装置付カッティングプロッター「VULCAN SC−350」発売、小ロットのPOD生産に最適な全自動機

株式会社SHITARAは小ロットラベル・シール向け自動給排紙装置付カッティングプロッターの新製品「VULCAN SC−350」を発表した。同機は5月17日、18日に開催される「シタラフェア2024」に出展する。

同製品はあらゆる形状のステッカーやシール・ラベルを自動で正確にカットし、ハーフカット、全抜き、筋押しの同時加工に対応する全自動機。A3ノビ、最大350㎜×500㎜のシートからステッカー、ラベルを高い輪郭精度でカットする。高解像度のCCDカメラがトンボを検出し、高い生産性を実現した。

Vulcan-SC350

またQRコードを自動で読み取り、カットパスを自動認識し、新たなジョブを作成する必要が無く、時間と労力を節約してセットすることができる。また自動給排紙装置により従来機種に比べて生産性が2倍となった。

写真用紙、Tシャツ転写、ビニール、ステッカーフィルム、インクジェットカード、光沢紙など印刷可能な粘着素材は全て同製品で処理でき、高額な型抜きコストを削減し、自己完結型と経済的な操作性により、PODの中小ロットの生産に最適。デジタル仕上げの標準ソフトを装備し、優れたコストパフォーマンスによる自動化、高速化を実現した。

フォトプリント、食品・飲料のラベルステッカー、製品ラベル、内容量表示と警告ラベル、化粧品・衣料品の外箱ラベルの加工機として高解像度CCDカメラ、4つのマークを3秒以内にスキャンすることで生産時間を短縮した。また5㎜トンボを認識し、色付き、透明素材でも対応でき、トンボの省スペース化による材料節約、コストダウンと生産性を向上させることができる。

同社は小ロットのシール・ラベル市場を拡大するため、全国に販売代理店を募っている。

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