SCREEN HD名誉顧問、石田明氏が令和3年度全国発明表彰「発明奨励功労賞」
SCREENホールディングス名誉顧問の石田明氏はこのほど、公益社団法人発明協会が主催する「令和3年度全国発明表彰」で、「発明奨励功労賞」を受賞した。
全国発明表彰は1919年、日本の科学技術の向上と産業の発展に寄与することを目的に始まった。多大な功績を挙げた発明、考案、意匠、その優秀性から以後大きな功績を挙げることが期待される発明などを対象に表彰している。石田氏の受賞は、長年にわたり発明の奨励、青少年の創造性開発育成、知的財産権制度の普及啓発に貢献した功績が認められたもの。
石田氏は、1966年に大日本スクリーン製造(現 SCREENホールディングス)に入社後、営業開発本部長、貿易部長などを歴任し、1989年に代表取締役 取締役社長に就任。印刷からエレクトロニクス産業分野へ事業を拡大し、数々の世界トップシェア製品を有する製造装置メーカーへと成長させた。2005年に社長を退任し、2017年まで取締役会長を務めた後、名誉会長、名誉顧問となり、現在に至る。
発明協会の活動としては、1992年に社団法人発明協会 京都支部(現 京都発明協会)の副支部長に就任。その後、京都支部長や一般社団法人京都発明協会 代表理事(会長)などを務めた20年以上の間に、京都支部創立100周年記念式典や近畿地方発明表彰、京都府発明等功労者表彰等の実施に主導的役割を果たした。青少年の創造性開発育成、知的財産権制度の普及啓発にも寄与し、現在も京都発明協会の理事として、同協会事業の運営に貢献している。