SCREEN GP ジャパン ノンソルベント型ラミネーターの新エントリーモデル
SCREEN GP ジャパンは、ComexiGroup Industries S.A.U.(スぺイン)のノンソルベント型ラミネーターの新エントリーモデル「SL2 MB」の国内販売を開始した。
新製品はエントリーモデルでありながら、従来の標準モデルに搭載されている3本ローラーでのラミネーションNIPの構造を踏襲。薄いフィルムや伸びやすいフィルムでもカールが発生しにくく、気泡のない優れた仕上がりで、フィルムの全幅にわたって均一な接着強度を確保する。また、独自のXTRACT構造を採用することで、幅替えの際のローラー交換も、通常10分以上かかるところを2 分以下で完了できる。コーティング部のローラーは上位機種と同様に単独駆動が可能なため、接着剤層の均一な形成や、コーティング量の幅広い対応、クリーニング時間の短縮を実現する。
上位モデルの「SL2 MP」では2つの大型タッチパネルを搭載し、コロナ処理機やグラムセンサーなどの周辺機器との統合管理や、クラウドサービスを利用する場合、生産管理や分析も可能。運用に応じて、巻き取り・巻き出しを自動で交換できるターレットシステムの取り付けることもできる。