SCREEN GP、モーションカッターの取扱い開始
㈱SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズは、ドイツのザ・メディアハウス社が開発したデジタルレーザーカッティングシステム「Motioncutter(モーションカッター)」の日本・韓国での独占販売権を取得し、受注を開始した。
新製品は従来の筋押しやダイカットに欠かせなかった刃型による制約がなく、小ロット・バリアブルカットが1パスで可能。デザイナーのアイデアやイマジネーションを引き出し、自由度の高いデザインの制作物を得られる。3軸レーザーユニットと毎分40メートルの搬送システムを備え、高速にカットする。カットとギャップ長さを自由に設定し、高速にミシン目加工を実現。基材の種類や厚みに応じたレーザー光の微調整が可能で、カッティングやハーフカットに対応する。このほか、型がないため、CSVファイルで供給されるテキスト情報から名前などのバリアブルカットが可能。搬送ベルトの表面を湿らせることで、カット後のダストの舞い上がりを防ぎ、焦げにも有効となっている。このほか、厚紙や木材などの厚みのある基材に画像など階調のあるエングレービングも可能となっている。