SCREEN GA ドイツ・CGS社をグループ会社化、CEOに連国男氏
株式会社SCREENグラフィックソリューションズ(SCREEN GA)はこのほど、カラー技術を駆使した商品の開発・販売を手掛けるCGS ORIS GmbH(本社:ドイツ・ハインブルク)をSCREEN GAのグループ会社としたこと。また、CGS社のCOO(最高執行責任者)として、 連国男氏を任命した。
CGS社は1985年の設立以来、カラーマネジメントやデジタル校正におけるソフトウエア製品の開発・販売をグローバルに展開している、カラー技術分野の世界的なリーディングカンパニー。CGS社とSCREEN GA(旧・大日本スクリーン製造株式会社の印刷製版機器事業部門)は1991年以来、スキャナーとレコーダーシステムに関するカラー技術の協力をはじめ、OEM製品の提供を含むビジネス上の関係を築いてきた。
同社CEOに就任する連国男氏はSCREEN GAにおいて、「Truepress JET 520HD」など主力製品の開発責任者を務めた実績から、両社間の事業シナジーをより一層高めていく。
今後、両社はCGS社が持つカラー技術を、SCREEN GAのインクジェットデジタル印刷機「Truepressシリーズ」やワークフロー製品のカラーマネジメントのコア技術と融合させ、スキルレスでの印刷技術の実現へと、革新的に進化させていく。
また、CGS社の製品と、SCREEN GAの「EQUIOS」をはじめとするワークフロー製品との連携を強化し、アナログ印刷、デジタル印刷、および双方の印刷の長所を活用するハイブリッド運用など、さまざまなワークフローにおいて、カラーマネジメントソリューションを一段と強化していく。