RMGT RMGT10シリーズ厚薄兼用LXモデルの新商品内覧会盛況に

内覧会で挨拶するRMGTの広川社長
内覧会で挨拶するRMGTの広川社長

リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社(RMGT)は10月27日から29日までの3日間、広島県府中市の本社で、菊全ワイド機 RMGT 10シリーズをバージョンアップした新商品の「薄厚兼用印刷機(LXモデル)」の内覧会を開催した。

内覧会では、LXモデルの特徴である給排紙性能の更なる向上によるパッケージ印刷の実速度域の大幅な向上、印刷中に次の仕事の準備作業が並行して行える昇降式コーティングユニットの新装備、印刷準備時間短縮機能など、同社の最新パッケージ機の大幅な生産性の向上を披露した。会期中は新型コロナウイルス感染防止として、1回あたりの参加人数を制限。ワクチンを接種済みに限定した入場などの感染対策を実施した。3日間ともに設定した上限人数の来場者を得て、RMGTのパッケージ機の最新モデルに大きな関心が寄せられた。

同社の広川勝士代表取締役社長は内覧会の冒頭、「この新商品は4月に発表しましたが新型コロナウイルス感染拡大の影響で、皆様に直接ご覧頂く機会を設けることができませんでしたが、ようやくこのような機会を設けることができました。日頃のお客様のお仕事で感じておられる事や機械について是非、本日会場に控えています技術スタッフにご質問していただき、当社の商品やソリューションを十分にご理解いただければ幸いです。当社は“ともに、世界へ彩を。”をコーポレートメッセージに掲げ事業活動を行っております。これからも皆様のお仕事の中で当社を重要なパートナーとして選んでいただき共に歩ませていただけるよう、精進を続けてまいりますので、引き続きご愛顧いただきますようお願い申し上げます」と挨拶した。

続く実機デモンストレーションに先立ち、開発担当者から新商品に搭載された新技術、新設計が説明された。デモンストレーション後には実機の自由見学と質疑応答の時間を設け、来場者は実機を間近で自身の目で確認。同社の技術者に不明点を熱心に質問するなど、LXモデルに対する理解を深めた。

最後のプログラムとして工場見学後、同社の高橋秀則取締役営業本部長は、「本日ご紹介させていただきました新商品は、これまで当社で本格的なパッケージ印刷機として実績を積み上げてきましたRMGT 10シリーズをブラッシュアップしたもので、自信をもって皆様にお届けする商品です。本日ご覧いただいた事が、これからの皆様のお仕事のお役に立つことを切に願っております。これからも引き続き、情報提供の場を設けて参ります。そして、皆様と共に成長していくということに強い想いをもって精進してまいります」と来場への感謝を述べた。

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