RMGT 東日本リョービMHIパートナーズクラブで広川社長が基調講演
リョービMHIグラフィックテクノロジー(RMGT)の第6回東日本リョービMHIパートナーズクラブが11月12日、東京都文京区のホテル椿山荘東京で開催され、同社の広川勝士社長が基調講演で印刷産業を取り巻く環境を分析するとともに、スマートファクトリー構想やサポート強化策を説明した。
広川社長は印刷産業の課題として、採用難や人件費上昇、“見える化”ニーズの高まり、資材の値上がりなどに言及。また、A3縦サイズや菊四裁サイズの小型機や全判機が堅調な一方、菊半裁サイズの需要が低下。印刷機の出荷傾向として多色化やワンパス印刷、省力化を挙げた。
そうした状況下でRMGTでは『自動化』、『見える化』、『サポート』をコンセプトとしたスマートファクトリー構想を展開。複数印刷機の稼動状況を一元管理するとともに、生産状況を可視化する『RMGTクラウド』、印刷管理システム『PQS-D』の活用を訴えた。加えて、即座に印刷トラブル解消に対応するウェアラブル遠隔支援システムによるサポート強化などを強調した。