RMGT drupa 2020に出展し、印刷工場の未来像を提案

drupa2020のRMHIブースイメージ
drupa2020のRMHIブースイメージ

リョービMHIグラフィックテクノロジー(RMGT)は、6月16日から6月26日まで、ドイツ・デュッセルドルフ見本市会場で開催される「drupa 2020」に出展する。

同社では、IGAS 2018から続く共通の展示会テーマ『Assist Your Potential(技術力と創造力で、あなたの可能性を支援する)』に沿って、「見える化」「自動化」「連携」を切り口に展開。自動化が一層進んだオフセット印刷機、B1サイズRMGT 10とA全判RMGT 9を中心に、RMGTプレスインフォメーションクラウドのもと、AGV(自動搬送ロボット)やポストプレス工程等と連携した印刷工場の未来像を提案する。(ブース番号:ホールNo.16、ブースNo.C19 – C21)

出展内容は次の通り。

①RMGTプレスインフォメーションクラウド(PIC)

PICは、印刷会社の基幹システムと印刷機側のインターフェースであるRMGTプレスインフォメーションエッジをつなぎ、印刷ジョブ内容を理解・学習することで印刷順序やインキ変換カーブを最適化して、自動運転の効果を高める。印刷現場は、PICが見える化した稼働データや生産性指標をもとに、生産性アップに向けてPDCAを迅速に回すことが可能になる。

②B1サイズ8色両面専用(4色/4色)オフセット印刷機 RMGT 10

IGAS 2018からさらに自動化・省力化機能を進化させたRMGT 10で、商業印刷における両面高級カラー印刷の連続印刷を実演する。

タンデムパーフェクターとLED-UV乾燥装置による両面ワンパス即乾印刷/印刷品質管理システムPQS-Dによる自律色調制御と連続ジョブ自動運転/印刷準備工程の並行処理と全自動同時刷版交換装置によるさらなる印刷準備時間の短縮/PICとAGV(自動搬送ロボット)を連携させた用紙自動搬送

③A全判8色片面・両面兼用オフセット印刷機 RMGT 9 

A全機の先駆けとなったRMGT 9が、生産性向上の諸機能を新規搭載して刷新される。人手不足がより逼迫するポストプレス工程までカバーした、印刷から製本までの自動化を提案する。

コンパクトな反転装置とLED-UV乾燥装置によるA4サイズ8面付の両面ワンパス即乾印刷/PQS-Dとポストプレス工程とのデータ連携による損紙流出防止と品質保証の強化/PICとAGV(自動搬送ロボット)が印刷機とポストプレス工程を連携させて行うA4冊子の自動印刷・製本

④A全判5色オフセット印刷機RMGT 9(コーティングユニット搭載)

高付加価値印刷やパッケージ印刷の分野におけるニーズを踏まえた解決策を、印刷実演を通じて提案する。

高出力LED-UV乾燥装置によるハイグロスLED-UVニス印刷/特殊インキ・ニスを活用した高付加価値即乾印刷

⑤AGV(自動搬送ロボット)

PICの指揮のもと、印刷機に加えて、AGVやポストプレス機を連携し、印刷工場全体の自動化・省力化を提案する。

⑥スマートファクトリー

未来のスマートファクトリーを彩る機器やシステムを提案する。

関連記事

最新記事