RMGT 菊全判機の準備時間短縮、操作性向上

リョービMHIグラフィックテクノロジー(RMGT)は、菊全判印刷機RMGT 10シリーズ「1020モデル/1050モデル」をバージョンアップした、「1020 V1モデル/1050 V1モデル」を来年1月より発売する。

今回、RMGT 10シリーズの「1020 V1モデル/1050 V1モデル」では、さらなる準備時間短縮と操作性の向上を実現するため、2つの改良を行った。1つ目が、ブランケット洗浄中に給紙・排紙パイル交換や各種プリセットなどを並行して行えるよう作業工程とプログラムを改良。これにより、従来機に比較して約20~40%の準備時間短縮を実現し、特に多品種・小ロット印刷における稼働率を大きく向上させることができる。2つ目がオペレーションスタンドにある操作画面のGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)の改良。今回の改良では、操作に慣れていないオペレーターでも直観的に操作ができるよう絵文字やイラストを用い、操作手順を考慮したボタン配列に改良した。また、タブメニューの採用で、操作したい画面に1タッチ、2タッチで素早くアクセスできるようになる。GUIの改良では、ユーザーフレンドリーを追求してきたRMGT 9シリーズとの融合が図られている。

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