リコー 「RICOH BUSINESS INNOVATION LOUNGE TOKYO」をリニューアルオープン、はたらく人の創造性の発揮を支援する空間
株式会社リコーは2月1日、「RICOH BUSINESS INNOVATION LOUNGE TOKYO」(RICOH BIL TOKYO)を田町から移転・拡大し、リニューアルオープンする。新しいRICOH BIL TOKYO は、リコーのEBC(Executive Briefing Center)に位置付けられ、顧客企業の経営者との対話やワークショップを通して、AI を活用した価値シナリオやビジネスデザインの設計から実装に至るまでを伴走支援し、本質的な部分での課題解決と新たなビジネス共創を目指す。
RICOH BIL TOKYO では、リコーの強みである顧客接点力を活かした100 以上ある各業種の顧客価値シナリオと、自然言語処理や空間認識分野に強みを持つリコー独自のAI 技術を掛け合わせて、フラッグシップとなる価値提供事例を顧客と共創する。
顧客の顕在課題に対して、ソリューションやユースケースを提案するだけでなく、デジタルに精通した技術者出身のビジネスデザイナーやDX コーディネーターといった専任のデジタルエキスパートが常駐し、顧客との対話やデザイン思考を取り入れたワークショップを通じて潜在課題までも可視化する。
価値シナリオの例としては、建設業におけるファシリティマネジメントの無人化を目指す画像認識AI 技術や、クラウド型の業務改善プラットフォーム「RICOH kintone plus」と自然言語処理AI でデータ分析を行うサービス「仕事のAI」を活用した営業ワークフロー改善の事例など、顧客の業種業務に合わせた解決事例を紹介しながら、顧客固有のソリューションを共創する。
同施設は、顧客が集中して課題と向き合い、新たな気づきを得ることをサポートする、さまざまな仕掛けを備えている。顧客との対話の場である「ラウンジ」では、映像や光、音、香りといった演出が顧客の感性を刺激し、適度な緊張感とリラックスを生み出すことで、対話を活性化。また、デジタル技術により人々の創造性を引き出す次世代会議空間「RICOH PRISM」では、さまざまな空間演出が顧客の想像力を高め、創造性を引き出す。