page2018で注目集めるデジタル加飾の表現力
2月9日まで東京・池袋のサンシャインシティで開催されているpage2018ではメタリックやニスなどによる加飾表現が各ブースで提案されている。
デュプロはUVスポットニスコーター『DDC‐810』を出展している。スポットニスや厚盛りが可能で、ムサシブースにも出展されている箔加工機『DC‐2』と合わせ、厚盛り+箔表現を実現した。サンプルは液体トナーのデジタル印刷機で出力した紙面にマットラミネートをかけ、DDC‐810で厚盛りを施した後、ニスに反応する箔を搭載したDC‐2に通したもの。
ムサシのブースに展示されている加飾サンプルも注目される。富士ゼロックスのカラーPOD機『Versant 180 Press』で印刷した紙面に、DC‐2でドライコート。再度、Versant 180 Pressの黒トナーで絵柄を印刷し、DC‐2の箔フィルムをかけると、黒トナー部分に金箔が表現される。最後はDDC‐810で厚盛り、コムネットのレーザー加工機で穴あけ加工して仕上げている。
リコージャパンでは参考出品ながら、クルツ社のデジタルメタルのホログラム箔の上から、カラーPOD機『RICOH Pro C7100シリーズ』で印刷。コールドフォイルに近い表現を提案している。
FFGSのブースではメタリック表現を可能にした富士ゼロックスのPOD機『Iridesse Production Press』が展示・実演されている。細線のメタリック表現による豊かな表現力に来場者の関心を集めている。
このほか、SCREEN GAやコニカミノルタジャパンのブースでも高級感溢れるデジタル加飾サンプルが展示されている。