KOMORI IoT技術と自己学習機能を備えた新オフセット枚葉機『リスロンGX/G advance』

リスロンGX/G advance
リスロンGX/G advance

小森コーポレーションはオフセット枚葉印刷機「LITHRONE(リスロン)」を進化させ、IoT技術と自己学習機能を備えた「リスロンGX/G advance(アドバンス)」シリーズを開発した。

新製品は印刷機の基本性能であるフィーダー・デリバリーの高速安定性を大幅に向上。高い印刷品質を実現するコモリマチックの性能を継承し、高速ロングラン印刷適性を高めた。また、自己学習機能・高度な印刷機システム間の連携を実現する新制御プラットフォームの採用による劇的なタッチポイントを削減した。さらに、同社の「コネクテッド・オートメーション」コンセプトに基づき開発され、MIS(経営情報システム)やプリプレス、ポストプレスを含めたスマートファクトリーを実現するクラウドソリューション「KP-コネクト」との連携性を強化。これにより、工程間の連携強化・最適化、上位システムからの情報をもとにしたプリセットによる高度な自動化を実現し、印刷工程全体の生産性向上にも寄与する。

受注開始は2020年10月1日

【主な特徴】

①基本性能

▽給紙、排紙の基本性能が大幅に向上

▽安定した高速印刷を実現し、損失を極小化した高生産性を確保

▽イージーオペレーションでオペレーターのスキルに依存する作業の極小化

②印刷品質

▽給水システムの最適化により、水が絞れる「コモリマチック」の優位性すなわち網点品質のシャープさと安定性を維持しつつ、高速ロングラン印刷適性も向上

③操作性を追求した次世代の制御システムと「コネクテッド・オートメーション」対応

▽印刷機の操作画面を刷新、タッチポイントを低減したオペレーターに優しい操作プラットフォーム

▽全体制御を担う「KHS-AI」を軸に、刷り出しからジョブ終了まで品質を維持する各メカトロニクス機器との連携と操作画面の見やすさを追求

▽堅牢で高精度な機械構造を基軸にしたメカニズムと高度なクローズドループ技術による素早い印刷機へのフィードバック制御の実現

▽クラウドソリューション「KP-コネクト プロ」との接続により、ジョブデータを印刷機に直接プリセットが可能。機上での煩わしい入力作業も不要となり、操作ミスの撲滅

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