KOMORI 第5次中期経営計画を発表、デジタル印刷事業、PESP事業の拡大目指す
小森コーポレーションは4月28日、2016年4月から2019年3月までの第5次中期経営計画を発表した。
中期経営計画ではオフセット印刷機事業の収益基盤を盤石化するとともに、DPS(デジタル印刷)事業の収益化、証券印刷機事業とPE(プリンテッドエレクトロニクス)事業のさらなる拡大、オフセット印刷の周辺資材・システムを提供するPESP(プリント・エンジンアリング・サービス・プロバイダー)事業の全事業レベルでの展開と海外市場の拡大を図る。
とくにDPS事業では、UVインクジェット印刷機「Impremia IS29」、ランダ社(イスラエル)開発のナノテクノロジーと同社の技術を融合した次世代デジタル印刷機「Impremia NS40」を市場投入。拡販と独自のビジネスモデルの構築を目指す。
2019年3月期の経営数値目標は売上高1,400億円、営業利益125億円(営業利益率9%)、ROE(株主資本利益率)6%としている。