KOMORI ワークフロー分野でコダックと戦略的パートナーシップ構築
小森コーポレーションは6月3日、コダックと印刷ワークフローの分野で戦略的なパートナーシップ関係を構築したと発表した。両社が持つ印刷ワークフローシステムをシームレスに連携接続し、印刷会社の印刷ワークフローの自動化と生産性の向上を目指す。
パートナーシップ関係では第一段階として、小森コーポレーションの工程管理システムKP-Connect(K-Station 4)とコダックのワークフローPrinergyとのCIP4/JDF(デジタル作業指示書の標準規格)連携によるプリプレスオートメーションを実現する。 KP-Connect(K-Station 4)とPrinergy間の連携の自動化によって、従来プリプレス工程と印刷工程間で発生していたボトルネックを解消するのみならず、オフセット印刷とデジタル印刷が共存する環境でハイブリッドワークフローを構築し、小ロットかつ短納期の印刷ジョブを効率的に処理することが可能となる。
今回のワークフローの自動化ソリューションではPrinergyが持つRBA(Rules-Based Automation)による高度で柔軟なプリプレス作業の自動化機能と、印刷機と直接接続することでリアルタイム進捗管理が可能なKP-Connect(K-Station 4)のスケジューラ機能をCIP4/JDFで統合した。