KOMORI チャイナプリントでデジタル印刷とオフセット印刷の連携を披露

盛況のKOMORIブース
盛況のKOMORIブース

小森コーポレーションは5月9日から13日までの5日間、中国・北京市で開催されたChina Print2017(第9回北京国際印刷技術展示会)に出展した。メインテーマに“Open New Pages”、サブテーマに“Change for Success”を掲げ、デジタル印刷機、ポストプレス、プリンテッド・エレクトロニクス、資材・機材を紹介した。

ブースでは印刷機の稼動情報を共有する「KP-コネクト」の採用で印刷工場の課題解決をプレゼンテーション。また、試験販売を経て新製品発売を決定するテストマーケティングの手法をテーマに、オフセット印刷機リスロンGX40RPとデジタル印刷機インプレミアIS29を実演した。初めにインプレミアIS29で、RGB広色域の色鮮やかなポスター15枚を出力。その後、CMSソフトウエアK-カラーシミュレーター 2でオフセット印刷にカラーマッチングされたパッケージサンプル3種類を出力した。リスロンGX40RPの実演では、最初にA4×16Pの冊子、次にパッケージサンプル3種類から決定した1種類を本生産した。実演ではインキをはじめとしたK-サプライ資材を使用したほか、すべてのジョブがKP-コネクトによるタイムリーな管理を披露。デジタルとオフセットを融合した厚紙の両面印刷、さらに資材やソフトウエアと連携したKOMORIのソリューションを提案した。

関連記事

最新記事