KOMORI 特別内覧会でICTソリューションを披露

小森コーポレーションは7月29日、茨城県つくば市のつくばプラント小森グラフィックテクノロジーセンター(KGC)で特別内覧会「OPEN NEW PAGES SHOW 2016」を開き、KOMORI ICT Solutionsにより、オフセット印刷機からデジタル印刷機、後加工機器、資財まで『つながる印刷工場』を披露した。

H-UV搭載GLX-840RPによる実演
H-UV搭載GLX-840RPによる実演

午前・午後合わせて200名以上が参加した特別内覧会では、印刷業界を取り巻く市況を解説した後、drupa2016で注目を集めた「KOMORI ICT Solutions」を説明。カラーマネージメント、印刷工程管理、ワークフローオートメーション、印刷の見える化の4つの特徴で構成する同ソリューションは印刷稼働状況の見えるかを実現する「KP-Connect」、印刷工程管理ソフト「K-Station4」を軸に印刷作業環境で抱える様々な課題を解決するとともに、生産設備を最大化する。
実演では、H-UV搭載LITHRONE GX40RP(GLX-840RP)でファッションカタログとファッション誌の小ロット印刷を披露。B2判枚葉インクジェット印刷機Impremia IS29による校正出力とのカラーマッチングを見せながら、2つのジョブをノンストップで生産する一連の流を実演した。
引き続き、Impremia IS29による印刷本紙の出力、厚紙・両面印刷で品質と生産性の高さを示した。IS29の実演ではハイコン社のレーザー加工機ユークリッドⅡによる後加工も行った。
このほか、会場にはランダ社と共同開発しているImpremia NS40のサンプルも展示し、次世代技術への高い関心が寄せられた。

Impremia IS29とハイコン社のユークリッドⅡによる印刷から後加工まで披露
Impremia IS29とハイコン社のユークリッドⅡによる印刷から後加工まで披露

関連記事

最新記事