KOMORI ナノグラフィ搭載インプレミアNS40を披露
小森コーポレーションは9月27日、山形県東置賜郡の小森マシナリーで、「インプレミアNS40特別内覧会」を開催した。
インプレミアNS40は、Landa社とのライセンス契約に基づくナノグラフィー技術を採用し、KOMORIのオフセット印刷で培ってきた技術、ノウハウを融合して開発した40インチ枚葉ナノグラフィックプリンティングシステム。drupa2016で初めて技術展示され、11月の国内パッケージ印刷会社協力によるベータテストを経て、drupa2020の販売開始を予定している。
39社57名が参加した特別内覧会では、同機の説明の後、実機のデモンストレーションと見学を行った。
実演では薄紙マット紙、300枚のフルバリアブル印刷と板紙、300枚の極小ロットのパッケージ印刷の2JOBを披露。フルバリアブルでは、オフセット印刷で出力できない高色域の絵柄でインプレミアNS40の付加価値と性能の高さを強調した。
実機見学では内部の構造も公開し、来場者からの活発な質問に応えた。