JPA 40周年記念講演会で21世紀のダイレクトマーケティング学ぶ

日本プリンティングアカデミーは、11月20日、日本印刷会館で、JPA40周年記念講演会を開催した。

2017年DMAエコー賞の内容について解説した谷田貝氏
2017年DMAエコー賞の内容について解説した谷田貝氏
21世紀のマーケティングについて講演したルス氏
21世紀のマーケティングについて講演したルス氏

記念講演会では、第一部が、Ruth P. Stevens(ルスP.ステヒーブンス)氏が、「21世紀のマーケティング~顧客にリーチする新たな手段」をテーマに、最新のダイレクトマーケティング事情について語った。第二部は、「2017年DMAエコー賞受賞報告会」と題して、DMA国際エコー賞アンバサダーの谷田貝正人氏が、受賞作品のポイントを紹介するとともに、顧客を引き付けるDMづくりについて解説した。

挨拶する花井理事長
挨拶する花井理事長

会の冒頭、JPAの花井理事長はあいさつに立ち、「時代が変わる中、学校教育も変えていかないとならないと思っている。その第一弾として、今回の講演会を開催するに至った。現在、アメリカにおいて、インターネット通販の台頭などが小売業界に大きな影響を及ぼしており、セールスプロモーションが大きく変わろうとしている。そうした中で、印刷関連業はどのように変わっていくのかを考える機会にして頂きたい」と開催趣旨を語った。

JPA40周年記念講演会
JPA40周年記念講演会

「21世紀のマーケティング」について解説したルス氏は、“デジタルマーケティングは、ダイレクトマーケティングである”と定義し、今や、デジタルマーケターは本人の自覚の有無に関係なくダイレクトマーケターになっている時代になったと解説。デジタルマーエケティングで結果を出すためには、①適格にターゲットを行い、相手を選定、②動機づけとなるオファー、③明確な行動喚起、④専用のランディングページ、⑤フォローアップ、の5つをポイントに挙げた。実際の優良事例なども示しながらわかりやすく解説した。

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