JPA 第39回入学式 未来の印刷を担う22名が入学
日本プリンティングアカデミー(JPA)は、4月5日、同校内で「第39回入学式」を開催した。
今年の新入生は、JPA新入生5名と、新入社員支援コース17名の計22名。
入学式は、来賓や新入生の父兄、新入社員支援コースを利用する企業の代表者らも出席して行われた。
式の冒頭あいさつで浅野健理事長は、満開を迎えた桜を”皆さんの入学を待っていたかのように咲いた”と話題にしつつ、「若さとは、現状に満足しないこと、そして、それならば自分でなんとかしようと思うこと。どんな道も思うようにはいかない。自分でどうにもならない時はまわりに相談していくことで、どんな事でも解決できる。そして、ここでは経営を学んでほしい」とエールを贈った。
引き続き、猪俣学校長による訓示があり、「明日の印刷業を担う存在になってほしい」と期待を述べた。
JPAは、『自助成長と相互成長』を理念とした教員方針を打ち立てている。大人の学習を支援し、自分で考える探究学習を基本とする。そして、印刷業界は面白く、自分次第であり、自社に誇りをもち感謝する人として成長することを大切にしている。
訓示の後には、バイオリンの二重奏による「さくらさくら(変奏曲)」の生演奏があり、入学式の雰囲気を盛り上げた。
引き続き、新入生が1人ずつ豊富を述べる”新入生宣言”があり、父兄のお祝いの言葉、在校生による歓迎の言葉と続いた。
来賓祝辞では、今年から講師に加わるフュージョン㈱花井秀勝氏が登壇し、「印刷は面白い。新しい印刷の発展に貢献する人材となってもらいたい」と激励。また、理事を代表して㈱ビジネスコミュニケーション研究所の田中氏信一氏からは、「いろいろな事が吸収できる年代だと思う。どんどん吸収して成長してほしい」と期待が述べられた。
加えて、講師陣の㈱イステムジャパンの石川氏、ディ・アンド・エス研究所の柴山氏からの歓迎の挨拶、出席した父兄一同からも祝辞が述べられた。
入学式の後には、浅野理事長と花井氏による講和も行われた。
講和では、浅野理事長から、人類発展の鍵でもあるたコミュニケーション能力を再確認すること、コミュニケーションについての視点が語られた。また花井氏からは、メディア事情は変化しており、ターゲットを絞った印刷物の制作が求められているなど、マーケティング視点での印刷について解説された。