JP2020 ICTと印刷展 withコロナ、afterコロナを見据えた次代の産業に向けて提案

開幕のテープカット
「JP2020 ICTと印刷展」テープカット

JP産業展協会主催の「JP2020 ICTと印刷展」が11月19日、20日の両日、大阪市のインテックス大阪5号館で開催された。45回目となる今回は、「印刷からとび出す印刷展~この流れの先にあるものは~」をテーマに、コロナ禍の変化や次の「産業革命」に対応する製品・サービスを展示・実演した。

西井会長の開会挨拶
開会式であいさつするJP産業展協会西井会長

中でも、Withコロナ・Afterコロナ時代に即応する機材展のあり方として、大阪環境局と日本展示会協会のガイドラインに基づいた感染防止対策を徹底し、来場者は事前登録制を採用した。

開会式でJP産業展協会西井幾雄会長は「春の開催時期を延期して本日の開幕日を迎えた。皮肉にも過去最高の感染者が出た翌日の開幕となった。大阪府印刷工業組合のgotoTO商店街などのイベントを通して印刷業界に元気を取り戻す次の展開に繋げるためにJP展が役割を果たしてくれることを期待する」開催の挨拶を述べた。

会場は87社・203小間の規模で行われ、「販促アイデア協議会」の「販促アイデアグランプリ2020」が会場内に設置された。加えて、サインディスプレイや特殊加工(紙器、パッケージ)技術、スクリーン印刷技術、印刷営業ツールなどに関する企画展示、新型コロナウイルス感染対策製品展示コーナーも設置された。

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リコージャパンのブース
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SCREEN GPのブース
コスモテックの抗ウイルス・除菌製品
抗ウイルス・抗菌製品も提案したコスモテックのブース

初日の19日には、感動会社楽通㈱の田村慎太郎氏が「結果にコミット!、最強印刷ツールの提案」、作道印刷㈱作道孝行氏が「印刷業界のDX日をについて考える」を、20日には(一社)SDGsソーシャルデザイン協会都築富士男氏が「ローソンの再建事例に学ぶ持続可能な企業経営」、大阪府印刷工業組合の浦久保康裕氏、大興印刷㈱髙本隆彦氏、田村慎太郎氏による「Goto商店街事業の取り組みに向けた説明会」のパネルディスカッションが行われた。

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