日印産連 「第76回全国カレンダー展」でのチャリティーカレンダー収益金を「あけみちゃん基金」に寄付
(一社)日本印刷産業連合会(日印産連、麿秀晴会長)と産経新聞社(近藤哲司社長)は、共同で開催した「第76回全国カレンダー展」でのチャリティーカレンダーの販売金10万1,000円と日印産連からの寄付金を合わせた30万円を、国内外の心臓病の子供を救う「あけみちゃん基金」に寄付した。
「あけみちゃん基金」は先天性の心臓病などに苦しみながら、経済的な事情で手術を受けることができない子供たちを救うため、産経新聞社が提唱して設立された基金。国内で心臓病の子供への公的扶助が充実した以降は海外にも支援の輪を広げている。これまでに基金が救ってきた子供は国内外合わせ500人以上にのぼる。近年は国内で心臓移植を受けた子供への支援を実施。平成27年度からはミャンマーの心臓病の子供を救うため、医師団を派遣するなどして医療レベルの向上を目指す支援活動を始めている。
全国カレンダー展は、カレンダーの印刷技術や企画・デザイン力あるいは機能性や実用性に優れた作品を顕彰するコンクール。同コンクールでは毎年上位賞に輝いた作品をチャリティー販売し、収益金をあけみちゃん基金へ寄付している。第76回全国カレンダー展では、2025年1月27日から31日までの間、東京サンケイビル・ブリックギャラリーで東京展として展示会を開催し、受賞作品を展示。1月27日に実施されたチャリティー販売では、101部を販売し、10万1,000円の善意が集まった。
なお、寄付金は3月25日、産経新聞社本社(東京都千代田区)において、日印産連の高島淳一常務理事から産経新聞社の三笠博志事業本部長に手渡された。