JAGAT page2025のテーマは「共奏」、JANPS併催展示会2月19日~21日、セミナー2月7日~14日
公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT、網野勝彦会長)は、12月12日、東京都杉並区のJAGATにおいて、来年2月に開催する「page2025」に関する記者発表を行った。展示会は19日から21日まで東京・池袋サンシャインシティ展示ホールで行われ、カンファレンス・セミナーは2月7日から14日までオンラインで行われる。
今回の新たな取り組みとして、一般社団法人日本新聞協会および一般社団法人日本新聞製作技術懇話会(CONPT)が開催してきた「JANPS(新聞製作技術展)」とジョイント開催するほか、工場ソリューションゾーンも設置。加えて、小間内での販売も可能にしたことも発表した。
網野会長は、「様々な方とコラボレーションしながら業界を活性化していきたい。JANPSの合同開催は、テーマの『共奏』に沿う内容となり、嬉しいことである。展示会には、より多くの方に来場して頂けることを期待しており、page展の賑わいを倍増させて盛り上げていきたい」と抱負を語った。
また、会見に同席した日本新聞協会の技術委員会委員長である伊藤彰芳氏は挨拶で、JANPSとジョイント開催が叶ったことを喜ぶと共に「会場内に新聞関連コーナーを設けてもらうことで、新聞以外の方々と情報交流を図る機会となる。まさに『共奏』の取り組みが実現する」と期待を述べた。
また、CONPTの清水英則会長は、「page展にブースを作ることは『共奏』と合致する。JANPSは、新聞製作および周辺技術を展示する新聞技術分野最大のイベントだが、2018年の開催以降、コロナ禍となり、新聞業界の環境変化に対応した新たな展示会の形式を検討してきた。page展とジョイントできることで、『JANPS in page2025』として開催し、幅広く情報発信できる場として新たなスタートを切る。新聞製作技術に留まらず、新聞業界全般にわたる最新技術や製品情報を発信していきたい」と意気込みを語った。
なお、今回の開催で38回目となる「page2025」のテーマ『共奏』は、2023年の『創注』、2024年の『連携』に続く、3年にわたり発信してきた連携により新たなビジネス創造に繋いでいく集大成のテーマとしている。展示会の規模は、144社・480小間(12月12日現在)。『JANPS in page』と、新たに設置する工場ソリューションはBホール内に設けている。
また今回は、前年度の実績を踏まえて会場内セミナーの内容を充実させ、出展者を中心としたプレゼンテーションを実施する。基調講演は、第1日目の19日午後1時から会場内セミナーを使ったリアル開催となる。
page展内では初めての開催となるJANPSでは、「新しい時代に向けたDX 制作技術から総合技術へ」をテーマに掲げている。これまでのJANPSに続く開催という位置づけではなく、「再出発の第1回目」という捉え方で開催するとしており、18社(35小間)が出展する。
【page2025概要】
▽展示会:日時=2月19日~21日10時~17時/会場=池袋シャンシャインシティ展示ホール/入場料:事前登録で無料(当日1000円/人)▽カンファレンス・セミナー:2月7日~14日まで/オンライン配信
▽問合せ先:公益社団法人日本印刷技術協会page事務局℡03―3384―3412