JAGAT page2022開催に向け会見、ポスター2種、テーマは「リセット・ザ・フューチャー」
日本印刷技術協会(JAGAT)は、12月13日、JAGAT本社ビルにおいて「page2022」について記者発表を行った。2021年のpage展は、コロナ禍により急遽オンラインのみでの開催へ変更しての開催となったことを受け、テーマ「リセット・ザ・フューチャー」およびポスターデザインは踏襲することなどが発表された。ただし、ポスターに関しては、ブルーのイメージのオリジナルバージョンに加え、マゼンタカラーの2種を用意し、効果的に掲示することで来場者喚起を狙う。
「page2022」は、基調講演、リアル展示会、カンファレンス・セミナーの3段階の日程で行われる。リアル展示会は2月2日から4日までサンシャインシティ文化会館で、基調講演が2月1日、カンファレンス・セミナーが2月7日から10日まで完全オンラインで行う。基調講演前日の1月31日にはプレイベントとして、11月25日に行われた「JAGAT大会2021」を再配信する。
今回の基調講演は、「マーケティングを語る」をテーマに、アメリカのダイレクトマーケティングの第一人者の一人でもあるロン・ジェイコブス氏の講演を配信。それを基にシンフォニーマーケティングの庭山一郎氏、マーケティングサイエンスラボの本間充氏、JAGATの郡司秀明氏の3人がマーケティング手法等について議論する。
その他に、顧客創造、イノベーション、印刷通販、見える化、新規事業など各種テーマによるカンファレンスを5本、DMマーケティング、人材、カラーマネージメント、多能工化、新事業などのテーマのセミナーが5本用意されている。(オンラインカンファレンスへの参加は、1本1万円:1視聴者/1ID)。スポンサーズセミナーについてもオンラインで行われる。
リアル展示会の規模は、12月13日時点で115社(オンライン協賛/共同出店企業含む)、450小間。中でも印刷パートナーゾーンが引き続き設置されており、共同出展も含め26社がエントリーするなど増加傾向にあるとしている。
塚田会長は会見で、「マーケティングに対する考え方が進化し、オフセット印刷業から業態をシフトさせている企業も多いのではないか。予測されていた将来が現実化するなど変化の時代に、企業にとって参考になるpage展にしたい」と語った。
<「page2022」開催概要>
基調講演:2月1日(火)*オンライン
展示会:2月2日(水)~4日(金)
*会場=サンシャインシティ文化会館ホールBCD
*入場料=1,000円(税込み/Webによる事前登録で無料)
カンファレンス・セミナー:2月7日(月)~10日(木)*オンライン