JAGAT 「page2024」開催へ―展示会は2月14日~16日にサンシャインで、カンファレンス・セミナーは2月5日~13日にライブ配信
公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)は、12月4日、JAGAT会館において、来年2月に開催の「page2024」について発表した。
2024年のpageのテーマは『連携』で、カンファレンス・セミナーを2月5日~13日までライブ配信で行い、展示会は2月14日から16日まで、池袋のサンシャインシティ文化会館で行う。なお、基調講演は、カンファレンス・セミナーの最終日である2月13日にライブ配信で行う。JAGAT会員企業は無料で視聴できる。
「page2024」の展示会は、2023年2月の社会的状況とは異なり、何の制約もなく開催できる4年振りの開催ということで来場者数の増加などの期待が寄せられている。JAGATとしても、コロナ禍前の “混んでるpage” を目指すとしている。
2024年の開催で37回目を数えるpage2024開催に向けて、JAGATの塚田司郎会長は、2023年を振り返りつつ「今年は働き方改革やM&Aなどを背景に業界再編が起きている。この間、DXや生成AIが登場し、それをうまく活用することで会社も変わると考えらえる。またコロナ禍による3年間の影響で固定費削減は必須であり、印刷会社は変わらなければならないということをJAGATでも提言してきた。また2024年は、印刷産業において最も大きなイベントdrupaの開催年でもあり、各メーカーでは準備を進めていると思う。デジタル印刷の進展など新しい技術も期待される。技術も変わり、世の中も変わるのではないか。こうした変化の激しい時代、1社の経営資源だけでは対応が難しいことも多い。そこで、今回のテーマを”連携”とした」と、page2024について述べた。
今年2月に開催された「page2023」は、現場を効率化を実現させても、新しいシステムを導入しても、”仕事がなければ意味がない”との観点から、仕事を創り出すことにスポットを当て、『創注』をテーマに行われた。そして、”創注”を進める中で明確になってきたのが、強みを持つ企業とコラボレーションの必要性であり、「連携」というテーマへと繋がっている。
「page2024」展示会の、12月4日現在における出展規模は、118社(共同出展企業含む)、423小間。
*まだ集計途中のため増加する見込み
例年通り展示会は、2階(ホールD)、3階(ホールC)、4階(ホールB)と3フロアを活用して開かれる。
4階のホールBの中には、新企画ゾーンとして『連携ゾーン』が登場する。
『連携ゾーン』内は、JAGAT企画ゾーン(①②)とセミナー会場の3つに分けたスペースで利用される。
会期中はコンセプトに沿った企業による出展ブースと無料のセミナーが行われる予定。具体的には、クリエイターゾーンや異業種連携ゾーンを等を設けて出展ブースも設置する。
基調講演は、2月13日、13時からスタートする。現在、JAGAT・塚田会長、網野副会長と郡司専務理事による徹底討論を予定している。
カンファレンス・セミナーは、2月5日~13日までの期間、午前と午後に分けて、交互に行われる。
カンファレンス(6本)では、24年度予想、ファイナンス経営、事業創造、商品開発、AIデザイン生成、RGB印刷などをテーマに行う。
セミナー(5本)は、生成AIによるデザイン制作・動画ビジネス、異業種連携・新事業展開、キャラクタービジネス、営業チームマネジメントなどを主なテーマとして取り上げる。
【 page2024 概要】
テーマ:連携
会期:
・カンファレンス・セミナー
2024年2月5日(月)~2月13日(火)
*ライブ配信
・基調講演
2024年2月13日(火)13時~15時
*ライブ配信
・展示会
2024年2月14日(水)~2月16日(金)
*会場 サンシャインシティ文化会館
参加料金:展示会 入場料1,000円(税込み、Webによる事前登録で無料)
カンファレンス・セミナー 1本 13,000円/2本 26,000円/3本目から割引価格適用で1本当り10,000円
JAGATホームページ https://www.jagat.or.jp/