JAGAT 「印刷白書2024」10月31日に発売、page2025のテーマでもある“「共奏」”のビジネスに注目
公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT、網野勝彦会長)は、10月31日、『印刷白書2024』を発刊する。
同書は業界初の白書として 1994 年に刊行以来、30 年にわたり毎年情報を更新し続けており、印刷産業の動向把握に必要となる公表データを網羅し、UD 書体を使った見やすく分かりやすい図版を多数掲載、JAGAT オリジナルデータも充実させた内容となっている。
昨年度版よりデジタル印刷を活用してオールカラーとなり、より見やすく、分かりやすい誌面になった。
『印刷白書 2024』では、「第 1 章 Keynote」を page2025 のテーマ「共奏」と連動させ“「共奏」ビジネス”とした。このテーマには、JAGAT として、これからの印刷会社が新しいビジネスにシフトしていくためには、クライアント・マーケター・消費者・デジタルメディアなどによる「共奏」が不可欠であり、この「共奏」ビジネスこそが印刷ビジネスの本流であるという想いが込められている。
続いて「第 2 章 印刷産業の動向」では印刷産業の現状と課題を俯瞰的に捉え、「第 3 章 印刷トレンド」では技術的課題を整理。「第 4 章 関連産業の動向」ではクライアント産業の動向を探り、「第 5 章印刷産業の経営課題」では AI 活用・地域活性化・デジタルマーケティング・人材などに加え、新たにサステナビリティと事業承継を取り上げ、印刷産業が取り組むべき課題を整理した。