J SPIRITS 創立10年で“感謝”を伝える記念ユーザーカンファレンス盛大に
これからの10年でスマートデバイスへの連携強化
印刷業向け基幹業務システム『PrintSapiens』のJ SPIRITSは10月12日には東京都品川区のきゅりあん(品川区総合区民会館)で、業界の著名人やPrintSapiensのユーザーを講師に招き、『J SPIRITS 創立10周年記念 ユーザーカンファレンス』を開催した。
同社は2008年10月22日に創立し、今年10周年を迎える。約130名が参加したカンファレンスでは 第一部の記念式典の基調講演で株式会社金羊社代表取締役会長の浅野健氏が『戦略はアライアンスで』を演題に、アライアンス(提携)の重要性と時代背景について語った。また、特別講演では作道印刷株式会社代表取締役の作道孝行氏が『成果につながる管理システムを活かした見える化』を演題に、経営管理の重要性や経営数値の可視化のポイントを解説した。第二部の分科会では佐川印刷やサンメッセのユーザーや、パートナー企業がMIS(経営情報システム)の活用事例などを提供した。
第三部の懇親会では、レセプションをはじめ、今回初の試みとなる『汎用指示書設計コンテスト』の授賞式を併催。『汎用指示書設計コンテスト』はPrintSapiensで使用中の作業指示書を募集し、当日の投票で入選作品を決定した。投票の結果、愛媛県の佐川印刷が第一位を受賞した。
このほか、カンファレンスは記念式典でブルースギタリストの内田勘太郎氏とミュージシャンのうじきつよし氏の記念ライブや、レセプションのマジックショーで盛り上がった。
同社の地代所伸治社長はユーザーやパートナー企業に感謝を述べた上で、「全国から大勢の方にお集まり頂き、ユーザーの期待を感じている。プリントサピエンスが基幹業務システムとしてお役に立って
いることを誇りに思っている」と10年を振り返り、今後の開発方針として、スマートデバイスなど各システムとのとの連携推進やWeb to Printシステム『SapiensShopFront』の強化などを挙げ、現在の約300社から400社へとユーザー数を拡大する目標を掲げた。