月刊プリテックステージ2022年12月号
収益改善に向けたMIS活用
～見える化からデータ連携まで～
印刷産業における供給過剰問題と印刷価格の下落、コロナ禍を契機として急激に厳しさが増している原材料価格の高騰や労働力不足など経営環境が厳しい中、印刷会社における健全経営を維持し、さらに発展させ続けるためには経営の見直し、製造現場の改善、生産と利益管理の改革が必須となっている。これらを可能にする取り組みが『見える化』であり、さらに営業・受注活動から納品に至る一貫した管理と、効率化へと導くためには”DX”の要素が必要だ。 全てのデータを見える化し、無駄のないワークフローを構築していくためには人手だけでは出来ない。印刷産業と深く関わってきた各メーカーが提案しているMISツールを駆使して、より洗練された経営環境の構築に乗り出している企業がある。誌面では事例を紹介しつつ、役立つＭＩＳツールを紹介する。
2022年12月号
サイズ：A４判・88頁
定価：1,430円円 （税込み・送料別）
毎月１日発行
12月号は、「収益改善に向けたMIS活用―見える化からデータ連携まで―」をテーマに、中小印刷業のDXを見据えた今だからこその ”見える化” 戦略についてまとめた。
コロナ禍により、中小企業経営は様々な角度からの見直しや改善を進める必要性が浮上している。実際、限られた人員の中で、従来通りの業務をこなしつつ、大きく変動してしまった市場の見直しをかけた新規営業戦略、これまでとは異なる顧客対応など、新たな動きが発生している。変化するのは世の常であり、そこに対応することも企業活動の定めではあるものの、不安定な時代を乗り切るためにも、正しい利益管理や生産管理は、企業にとって益々必須のこととなっている。
企画ページを通して、MISを活用しながら業務や利益の見える化を進め、経営改善と進化へと取り組み始めている企業の事例を交えながら、経営の見える化に役だつ各種ツールも紹介している。
◎印刷産業のDX：ジャグラ コンパクトDX／東印工組 BRAIN
◎CaseStudy：亜細亜印刷／小倉印刷／CCG HONANDO／クイックス／真興社／東証印版／第一印刷所
◎おすすめMIS：NECネクサソリューションズ「SP-MULTI/Ev」／誠伸商事「印刷菅太郎」／J RPIRITS「PrintSapiens」／ビジネスーブレーン「PRINT MANAGER（P-MAN）」／ムサシ「M BOOSTER」／両毛システムズ「PrinTact」
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IGAS2022報告～時代に繋がるビジネスヒントを探る
11月24日から28日まで、東京ビッグサイトで開催された「IGAS2022」のトレンドをまとめた。会期中は国内外から３万3,078人が来場し、これからの印刷産業の”在り方”あるいはビジネス戦略のヒントが発信された。
【IGAS2022トレンド】スマートファクトリーを具現化、省力化・省人化を目指し自動化、機器連携も
【連携をみせたIGAS】メーカー横断型でつながりスマートファクトリー実現へ
【ブース担当者に聞いてみた】KSI／ウチダテクノ／コニカミノルタ／京セラドキュメントソリューションズジャパン／キヤノンMJ／理想科学工業／ショーワ
【イノベーションIGAS】印刷産業の付加価値向上へ～多様な課題と多様なソリューション発見
◎文伸 創業60周年「ぶんしんへんしん」スタート
◎印刷会社のアイデア製品
グラフィック「のし紙」のデザインテンプレート／信陽堂印刷所「聴覚障害者の生活課題を解決するグッズ」／早和製本「坂本龍馬御朱印帳SOWALABO」