IDCジャパン 2017年国内MPDS市場規模は、前年比 5.4%増の 598億円

IT専門調査会社 IDC Japanは、国内マネージドプリント/ドキュメントサービス(MPDS: Managed Print & Document Services)市場の2017年売上実績と、2022年までの予測を発表した。同調査によると2017年の国内MPDS市場の売上額は598億円で、前年比5.4%の増加。IDCでは、国内MPDS市場の2017年~2022年の年間平均成長率(CAGR: Compound Annual Growth Rate)を7.5%、2019年の市場規模を859億6,700万円と予測している。

 
2017年の国内MPS市場のベンダー別売上額シェアトップは、富士ゼロックスで売上額シェア58.5%、第2位はリコーで同17.9%、3位はキヤノンで同13.1%だった。その他のベンダーは、同10.5%。昨年に続き、2017年も富士ゼロックスがシェア一位を維持している。上位ベンダーのシェアに大きな変化はないが、これはMPDSのコモディティ化によってベンダー間の差別化が難しくなったためと考えられるという。

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